BMWBIKES vol.97 掲載記事
主催 / BMW Motorrad japan
Text / Ryo Tsuchiyama、BMWBIKES
Photo / BMW Motorrad、BMWBIKES
www.bmw-motorrad.jp/ja/experience/contest/r-18-custom-2021.html
THE R18 CUSTOM
個性と創造がせめぎ合う!!
R18 CUSTOM CONTEST
2021
Wrapping & Paint
Motorrad MITSUOKA SAKAI
モトラッドミツオカ堺のスタッフ、竹ノ内さん。
真正面からでもわかる2トーンカラー。シックなカラーとセンスにあふれるパターンはR18Bカスタムのお手本とも呼べる仕上がりだ。
センスあふれるツートンのバガー
タンクとフェアリングはグリーンメタリックとブラックの境目をホワイトのピンストライプで仕上げる。この車両もP25の車両同様にFenixスクラッチガードによるラッピングを採用。ボディの保護効果も高いラッピングだ。
プレスラインを利用した塗り分けが技アリのリア周り。リアフェンダーサイドと、隣接するパニアケース内側をブラックとすることでメリハリをプラス。
面積の大きなパーツはカラーチェンジの効果も絶大。古いアメ車をイメージしたという色合いがクール！
Wrapping & Paint
Motorrad MITSUOKA SAKAI
ミツオカ堺スタッフの吉田さん。この車両は「ナイトライダー」をイメージして製作されたもの。マットブラックの外装に身を包み、都会の夜に佇む姿はさぞかしクールだろう。
純正カラーのパターンを踏襲しながらも、配色をマットブラックとレッドに置き換えるだけでイメージは大きく変わる。このカラーには、クロームの輝きをより際立たせる効果もある。
マットブラックに赤の
子持ちラインがクール
スポーティかつダークなストリートドラッガーというテーマをマットブラックで表現したR18。あえて赤であしらった2本のピンストライプがアクセント。チープなラッピングとは一線を画すFenixスクラッチガードによるそれは、パーツ本来が持つディテールをしっかりと表現。
マットブラックはファーストエディションのクロームバッヂとオープンドライブシャフトのニッケルメッキとの相性も抜群。
ピンストライプはリアフェンダーにも。マットながら微かな艶も楽しめる。
Motorrad MITSUOKA SAKAI
営業時間：10時～19時
定休日：火／第2水曜日
大阪府堺市北区北花田3-32-8
☎︎072-275-7878
Wrapping & Paint
Motorrad MITSUOKA NAGOYA
パープルはその彩度によっては上品さが損なわれてしまう難しい色合いだが、現車では鮮烈ながらも落ち着きのある印象に。ボディに合わせてスモークとしたスクリーンも◎。
鮮烈なパープルをClassicに採用
スプレーで施工するFenixスクラッチガードによるラッピングは、複雑な曲線を持つパーツでも完璧にフィットする仕上がり。本来、後戻りできないのがカスタムペイントだが、ラッピングであれば挑戦するハードルも低い。
フロントフェンダーもパープル単色でフィニッシュ。ここからオリジナルのピンストライプを入れたりするのも良いだろうし、このカラーを軸にカスタムパーツをチョイスするのも楽しい。カスタムの第一歩としてラッピングを選ぶのは賢い選択なのだ。
Motorrad MITSUOKA NAGOYA
営業時間：10時～18時半
定休日：火／第2水曜日
12、1、2月は第3水も定休日
愛知県名古屋市中区松原3丁目14-24
☎︎052-684-7711
Wrapping & Paint
Motorrad BALCOM HIROSHIMA
タンクサイドにはフレアパターン、サイドカバーにはR18の文字をあしらう、手の込んだカスタムペイントはバルコム広島の自社で仕上げたもの。白のピンストライプは夜光塗料でペイントしてある。
深いブルーの中にフレアが浮かぶ
シート表皮はブラウンに。アウトドアユースをイメージしたという現車は、フェンダー上に溶接が得意なスタッフによるワンオフキャリアをセット。
エンジンカバー類はリンクルペイントでブラックアウト。同様にヘッドライトリムもブラックアウトして、明るいボディとのコントラストを楽しむ。
メーターはエンジンガード上へ移設してハンドル周りをスッキリと仕上げるほか、ウインカーには超小型ケラーマン製をチョイス。さらにオリジナルエンジンプレートを製作するなど、隅々まで手が入る。
Motorrad MITSUOKA NAGOYA
営業時間：10時～18時
定休日：火／第2水曜日
5、8月を除く
広島県広島市安佐南区西原4-26-7
☎︎082-846-0100
「R18 CUSTOM CONTEST 2021⑥」
へ続く
