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R18 CUSTOM CONTEST 2021③

BMWBIKES vol.97 掲載記事

主催 / BMW Motorrad japan
Text / Ryo Tsuchiyama、BMWBIKES
Photo / BMW Motorrad、BMWBIKES
www.bmw-motorrad.jp/ja/experience/contest/r-18-custom-2021.html

THE R18 CUSTOM
個性と創造がせめぎ合う!!

R18 CUSTOM CONTEST
2021

PARTS CUSTOM

Motorrad SENDAI-MINAMI

コンセプトR18/2をイメージしたワンダーリッヒ製のスポーツカウルはピンストライプなしの単色仕上げ。そこにスモークスクリーンを組み合わせることで、フロントマスクをより精悍な印象に。

イメージしたのはConcept R 18/2

オーナーの遠藤さんが惚れ込むのはBigBoxerの鼓動感だという。そのエンジンにはワンダーリッヒ製のエンジンガードをチョイス。実用性以上に、フロントビューを引き立てるアイテムだ。
充分な容量を確保しながらR18のスタイルに馴染むヘプコ&ベッカー製のサドルバッグ。鍵付きでセキュリティに優れている点も選んだポイントだという。
ハンドル周りにはスマホマウントやアクセサリー電源を追加するも、雰囲気を損ねないようにパーツのデザインやマウント位置にも気を配る。
SENDAI-MINAMI

営業時間:10時~19時
定休日:木曜/第2水曜日
宮城県仙台市若林区遠見塚東4-3
☎︎022-294-1620

PARTS CUSTOM

Motorrad SETAGAYA

R18でハンドルカスタムに着手した人なら、この凄さがわかるだろう。純正のマスターシリンダーを活かしたまま、超タイトなドラッグバーをセットしたコックピットはまさに圧巻の仕上がり。

ストリートを疾走するドラッグマシン

トップブリッジやハンドルライザーに干渉しないギリギリの位置にマスターシリンダーを装着すべく、工場長の細沼さんがワンオフしたブレーキライン。クラッチ側でも同様に仕上げてある。これぞプロの仕事!
リアタイヤは純正の180/65 B16から200/55 R16へと変更。純正リム幅のままで実現できる技アリのカスタム。タイヤ交換を控えるR18オーナーはトライしてみる!?
ウインカーは小ぶりなバーエンドタイプ。配線や油圧ラインの処理とも相まってハンドル周りはシンプルな仕上がり。
Motorrad SETAGAYA

営業時間:10時~19時
定休日:火/第2、第3水曜日(祝祭日除く)
東京都世田谷区北烏山1-10-26
☎︎03-3307-0777

Wrapping & Paint

Motorrad MITSUOKA OSAKA

季節に合わせた衣替えのようにラッピングを楽しんで欲しいです、と語るのはこの車両をプロデュースしたスタッフのMICHIRUさん。
すべての外装パーツに鮮やかなピンクをラッピング。シンプルな車体ゆえにビビッドな色合いが映える。特殊なラッピングによって生まれ変わった車体はカスタムペイントのような仕上がり。

複雑な工程を経て
鮮やかな発色を実現

 世界広しといえども、外装パーツをピンクでまとめたR18は他にないだろう。モトラッドミツオカ大阪のR18は、スタッフのミチルさんが日々業務などに使用する車両で「R18の存在感をキュートにアピールしたい」というアイデアを元にラッピング作業を進めた。

 じつはミツオカ各店のラッピングはフィルムを貼り付ける方式ではなく、通常の塗装工程同様にスプレーガンで特殊な塗料を噴霧して、乾燥後にフィルム状に変化する「Fenixスクラッチガード」を採用。

 ただ、純正のブラックを下地として彩度の高いピンクを表現するために10層以上にも渡ってラッピングを重ね、最終的にはクリアで仕上げている。一見するとラッピングとは思えないほどのクオリティには、こんな秘密があったのだ。

女性らしいピンクでポップさアップ

純正同様に2本の白いピンストライプがあしらわれたタンク。
スプレータイプの特殊なラッピングゆえに、通常のペイント同様に施工前には丹念なマスキングが必要となるが、仕上がりはご覧の通り。もちろん、気が変わったら、フィルムを剥ぐことで元の純正ペイントに戻せるのだ。
MITSUOKA OSAKA

営業時間:10時~18時半
定休日:火曜日
大阪府茨木市宿川原町6-17
☎︎072-641-4600

「R18 CUSTOM CONTEST 2021④」
へ続く

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