BMWBIKES vol.89 掲載記事
Text / BMWBIKES編集部
Photo / Koichi Otani
www.michelin.co.jp/motorbike/home-motorbike
MICHELIN
POWER5
ニュートレッドが驚愕の
ウエットグリップを発揮!
ミシュランからパワーエクスペリエンス
という4種類のスポーツタイヤが登場。
その中の公道向けパワー5をテスト!
雨天が楽しくなるような
驚愕のウエット性能
アドベンチャーからサーキットモデルまで幅広いラインナップを誇るミシュラン。2020年からはスポーツライディング向けに4種類の「パワーシリーズ」が加わった。今回はその中で公道向けスポーツタイヤのパワー5をR1250RSに装着して走ってみた。
基本構造はミシュランが得意とするフロントに2CT/リアに2CT+を採用。注目はショルダー部。これまでにないパターンに加え、スクエア状の浅溝パターンが続き、ショルダーの端にはゴルフボールデザインと呼ばれるエンボス加工が施されている。
テストコースでは高速周回、高速スラローム、中速コーナーの切り返しなどの路面を走ってみたが、どの場面でもグリップ感は上々。安心してバイクをリーンしていくことができる。中でも一番の驚きはウエット路面でのブレーキング性能だ。時速50kmで走行し、濡れた路面でブレーキをしっかりと握りこんでいくと、ABSが作動する前にバイクが停まってしまうのだ。同時にウエット路面でのスラロームでも滑らず、安心してパイロンを抜けることができた。
峠道から高速、冬季、雨でも
快適な走りを実現した次世代モデル
性能比較レーダーチャート図
FRONT
120/70 ZR17(58W)
REAR
160/60 ZR17(69W)
180/55 ZR17(73W)
190/50 ZR17(73W)
190/55 ZR17(75W)
200/55 ZR17(78W)
※BMWBIKES vol.86 掲載時
「NEW&LONG TIRE IMPRESSION #3」
に続きます。