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本格シーズンに備えよ 今、このタイヤショップが熱い!

Text & Photo / BMWBIKES

BMWBIKES vol.101掲載記事

タイヤは気温の低い季節になると空気圧が下がりやすくまた硬度も上がる。とくに古いタイヤは一度硬化すると品質が落ちてグリップ力が下がるなんてことも。だから来るシーズンインに備えて、3月ぐらいにタイヤを交換するのがおすすめ。ここでは最近話題の3軒のタイヤショップをご紹介しよう。

名門の板橋店から独立開店!!
テクニタップさいたま

2023年の2月にさいたま市にオープンしたばかりのショップがテクニタップさいたまだ。テクニタップといえば東京都板橋区にある老舗店なのだが、ここはその板橋店で30年以上スタッフとして従事してきた工藤さんが独立して開業したお店。

店内にはバイクを吊り上げるリフターを始め、タイヤチェンジャーなどこれまでの経験を生かした設備が整っている。特筆すべきはその広さ。余裕を持ったスペースでの作業は効率が良くスムーズになるという。タイヤの在庫は持たないということなので、交換を依頼する場合は、電話で欲しいタイヤを伝え、タイヤを発注。お店に入荷後、交換の日時を決めてその時間にお店に行くという流れ。通常は1時間で終わるというが、時間的に厳しいときは預かる場合もあるとのこと。

タイヤショップといえば、このタイヤチェンジャーとバランサー。一番のメインであるチェンジャーはエイワのWING XF 24を導入。バランサーはサンコーのEU62ユーロスターと、プロ仕様の信頼できる設備を整えている。
店舗の窓際には工藤さんの愛車であるビューエルがお客さんをお出迎え。古い車体ながら、しっかりメンテナンスが行き届いている。

店舗はガラス面が大きく中の様子も良く見える。向かって右側が待合スペースで、左側がタイヤ交換スペース。店の前の駐輪スペースも広く、バイクはかなり止めやすい。10台ほどは停められそうだ。
板橋で30年以上スタッフとして従事してきた工藤さん。その迅速で的確な作業は見ていて気持ちがいい。受付や打ち合わせなどは奥様が担当されるそうだ。工賃などはバイクによって異なるので、問い合わせてみよう。
店後輪を上げるスタンドも各種あり、国産から輸入車まで幅広い車種に対応している。時間のかかる複雑な形状の車両などは一時的にこのスペースに保管してじっくり取り組むとのことなので、特殊な車両で困っているライダーも相談してみてはどうだろうか。
工場の隣の部屋にはお客さんが作業を待つための待合スペースを併設。テーブルには4人が座れ、すぐ横には一人掛けのソファが二つある。テーブルには本誌をはじめ雑誌類が置かれているので待ち時間も快適に過ごせそうだ。

オートバイタイヤ専門店 テクニタップさいたま

営業時間:10時半~19時(定休日:木曜)

交換方法:電話でタイヤを取り寄せ後日程と時間を予約

所在地:埼玉県さいたま市桜区西堀6-19-19ハイデンス森

☎︎048-837-5412

instagram.com/technitap_saitama/?hl=ja

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