Text & Photo / Toyoshi Miyashita
店頭に続々と入荷し始めた2022年モデル。
……ちょっと待って?
2021年に新型になったS1000XRに
まだ乗ってないじゃん。
というわけで急遽広報車を借りて
せっかくのツーリングモデルなので
ちょっと足を伸ばし姫路までの
ロングツーリングを楽しんできました。
ちなみにS1000XRの2022年モデルは
カラーリングチェンジのみです。
緊急事態宣言も明け、引き続き予断を許さない現状があるものの、県をまたぐツーリングに対しての世間からの空気も和らいできました。
そこで一年以上ぶりにモトラッド姫路さんまで打ち合わせがてらツーリングをすることに。
相棒はまだ乗ったことがなかった新型S1000XR。Sシリーズのツーリングモデルだけあり、アップライトなポジションとゆったりとしたステップまわり。
そしてエアロ効果をしっかり感じられるスポーティなカウルのおかげで片道700kmの一気乗りもそつなくこなします。
スロットル・バイ・ワイヤとクルーズコントロールのおかげで右手への負担は少なく、さらにギアシフトアシスタントプロを活用することで、ギアチェンジ時のクラッチ操作の回数が減り左手も楽に。
ちなみに情けない話ですが、東名厚木ICを過ぎてからこれらの機能が搭載されていることを思い出しました。
一方、六甲山などの峠道での性能も抜群。前後17インチタイヤと電子制御されたサスペンションのおかげで、低速のヘアピンから高速コーナーまで破綻することなくライディング可能。
さらに上体を伏せ、大袈裟なライディングフォームをとることで、よりスポーティな走りも楽しむことができました。
4気筒1000ccという超ド級のハイパワーエンジンを搭載することで高速道路でも峠道でも、もちろん街中だって余裕のある走りを味わえる素晴らしい一台です。また欲しいバイクが増えてしまいました。
モトラッド世田谷 芳賀さん
2017年式 S1000RR乗り
モトラッドミツオカ名古屋 堀さん
R1250GS乗り(元S1000RR乗り)
モトラッド姫路 迫田さん
2020年式 S1000RR乗り
エンジン:水冷並列4気筒4ストロークエンジン
排気量:999cc
ギアボックス:6速
最高出力:121kW(165hp)/11000rpm
最大トルク:114N・m/9250rpm
燃費:16.1km/ℓ
タイヤ:F120/70 ZR 17 R180/65 B16
シート高:790mm
(STD、プレミアムラインは840mm)
価格◎プレミアムスタンダード
(Style Sportカラー)
246万7000円(税込)
※プレミアムスタンダードはローダウン
サスペンションとローシートを装備
※レーシング・レッドは15万9000円安
アイスグレーは20万4000円安
※パニアケースセット(17万6176円)
トップケース(7万8254円)