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G/S DAY’S 2023志賀高原②

首都圏&中部ディーラー主催

Text / Nobuki Sakurai Photo / Koichi Ohtani&BMWBIKES

BMWBIKES vol.104掲載記事

GSと人馬一体となり

仲間と喜びを分かち合う週末のひととき

G/S DAY’S 2023 SHIGAKOGEN-NAGANO

開催日:2023年10月7日〜8日 開催場所:志賀高原特設会場

年を追うごとに参加者は増え 今年は200人超え!!

歴代トロフィーライダーによる 手厚いフルサポート体制!!

冷え込む夜は盛大な キャンプファイヤー!!
カナダ、タイ、ニュージーランド、アルバニアと歴代のGSトロフィー日本代表が、ゲレンデクルーズの先導やスイーパー(転倒の補助)を担当するからかなり心強いのだ。
初心者はフラットな広場で 基礎をみっちり練習!!
トロフィーライダーはビギナートレーニングでインストラクターのアシスタントとしても活躍する。
このイベントでは林道走行やゲレンデ走行など難易度が高いシーンも多いのでブリーフィングはしっかりと行なわれる。












解き放たれたゲレンデ
地獄を楽しむ猛者たち

 初日は微妙な雨が深夜まで降り続いたものの、早朝にはなんとか上がり9時ごろには青空も見え始めた。歴代のトロフィーライダー達が試走を繰り返した結果、一部ながら午後からゲレンデのコースが開放された。

 西舘、オコジョ、ダイヤモンドと中級コースまでがまずは開放され、最終的には上級コースである焼額山のヒルクライムも無事にオープンした。ところが、トロフィーライダーなら登れるコースでも、まだまだウエット状態のラインが多く、そのヒルクライムはベテランでも手こずるような状況だった。下で準備するライダーはアタッカーに声援を送り、無事に上がったライダーはアタッカーの転倒に備え、斜面で待機する。登頂すれば拍手が起こり、転倒すれば皆で助けあってリスタートか再アタックへ。あちこちでGSがバタバタと倒れているその光景は地獄絵図であったが、互いに名前も知らない参加者同士が協力して助け合い、声援とアドバイスを送る、その姿こそがまさにGSスピリットだ。このイベントの最大の魅力はその実体験なのかもしれない。

参加者、スタッフ、マーシャル関係なく

皆が助け合い、押し上げ、先に進む

至福のゲレンデクルーズは、

GSというバイクの魅力をこれでもかと味わえる

とても貴重で充実した、最高の時間だ。

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