BMWBIKES vol.102 掲載記事

リーズナブルながら要点をきっちりと網羅したスタイリッシュなアドベンチャージャケット

テスター：BMWBIKES編集部　テスト期間：日帰りツーリング

問い合わせ：プロト　www.plotonline.com/motor/revit

ここ数年の世界的なアドベンチャーブームの影響で、ウエアもかなり進化している。アドベン

　ここ数年の世界的なアドベンチャーブームの影響で、ウエアもかなり進化している。アドベンチャーウエアの特徴としては、肩、肘、背中のプロテクターを装備し、ベンチレーション機能の充実、そして透湿防水、防寒性と1年中、どんな道、どんな天候でも快適に着られるというのが条件だ。しかしこれらの条件を満たすと細かい作りこみが必要で、素材も吟味される。高機能になればなるほど価格が跳ね上がるのが現実だ。

　その点で、このアウトバック４は４万９５００円（税込）を実現しているのでかなりリーズナブルだ。その分どこか廉価的な部分があるのかと疑うところだが、それがまったくない。ゴツめの肩、肘プロテクターを装備し、ベンチレーションもしっかり機能する。Ｈ２Ｏという独自の透湿防水素材を採用したインナーと防寒インナーをそれぞれ別で装備しているので、季節によってレイヤーを変えることも可能だ。唯一、胸部と背中のプロテクターが別売なのが、低価格の一因なのかもしれない。テストしたシルバー／ブラックはＢＭＷのスポーツカラーＧＳとの相性もばっちりだし、あとは同モデルのパンツのラインナップを期待したいところだ。

ココがスゴイ

・リーズナブルな価格帯

・防寒、防水インナーが別体で

　好みによって選べる

・アドベンチャーモデルにぴったりなデザイン

・胸部と腕のエアインテーク機能

ココがイマイチ

・このジャケットと同じデザイン、名称のパンツがモデルアップされていないところ