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第3回R18クールカスタムプロジェクト①

BMWBIKES vol.99掲載記事

THE R18 CUSTOM

BMWBIKES的 R18
クールカスタムプロジェクト!!

R18カスタムするぜ!
4回でどこまで変わるのか!?

第3回
フルラッピング&キャリアと磨きの巻


スタンダードのR18をBMWBIKES的
にカスタムしてしまおう、という
この企画も今回で第3回目。

いちおう全4回を予定しているので
ここらでガラッと印象を変えるべく
今回はフルラッピングを施工するのである。

前回までのカスタムがこちら

前回までのカスタム状況がこちら。具体的にはハンドルライザー25mmアップ、タンクラック、エンジンガードの装着。サイレンサーをジキル&ハイド製可変音量タイプに変更、タンデムシートの撤去という感じ。

脳裏に浮かんだのは
R18のミリタリー仕様

 過去2回に渡ってカスタムしてきたBMWバイクス号だが、上の写真を見て思うのは、いま一つスタンダードの雰囲気を抜け出せていないということ。

 次号はもう最終回なので、今回は雰囲気をガラリと変えるべくフルラッピングに臨むことに。ガレージシャンティの風晴さんとは以前から知り合いだったので、相談したら快諾をいただき、施工してもらうことに。

 しかしここからが問題。ラッピングは車体の印象が大きく変わる。色はどうする、光沢なのかマットなのか、全体なのかパートなのか。

 しかもシャンティでは数百枚というフィルムを扱っているので悩む悩む。さんざん迷った結果「ラギッド・コンバット・グリーン」というフィルムを選んだ。

 光沢フィルムなのに、表面がザラザラしたミリタリー感あふれるフィルムで、これを触っていたら、脳裏に軍用R18の映像が見えたのだ。

 さらに寂しかったリアフェンダーにはワンダーリッヒの小型キャリアを装着し、箱根のイベントの際、雨に降られ汚れてしまった車体の各所にメッキングを施してピカピカにしたのが今回の内容だ。

車体のラッピングは
GARAGE SHANTIで施工!!

今回、フルラッピングを施工していただいたのはシャンティの藤平さん。藤平さんは3M(ラッピングフィルムメーカー)が定めた資格を有する職人さんである。R18のタンクは中央と左右の3パートに分けて施工。先に中央で、後から左右を張る。難しいのは、横の大きい面の湾曲。そこを一気に張る姿はさすがの一言。R18への施工は初めてとのことだが、その手さばきはスムーズで迷いがない。ほんの2時間ほどでタンクを張り終えてしまった。
タンクなど、カッターの刃を入れると傷が付いてしまう所にはこのナイフレステープを使う。先にテープを張り、その上からフィルムを張って、最後にテープをはがすとキレイにカットできる。
このR18のタンクは曲面が多く、難易度も高めだが、中央と左右の3パートに分けて張ることで、複雑な形状でも美しくしわが残ることなく張れるという。しかしナイフレステープをキッチリ張るにも技術が必要だ。

見事な手さばきでイメージがガラリ!

施工していただいたのは燃料タンク、前後フェンダー、左右のサイドカバー、ヘッドライトカバー、フロントフォークのアウターカバーだ。どこもしわなど一切なく、非常にキレイな仕上がり。ラッピングの良い所は塗装と違って、元に戻すのが簡単なところ。皆さんも愛車のイメージ刷新にいかが?

GARAGE SHANTI

ガレージシャンティ

東京都の足立区にあるラッピングからレース車両の製作、サポートまで幅広く活動するシャンティ。ラッピングの施工経験も豊富なうえに、多彩なフィルムから選べるので、愛車のイメージを大幅に変えることが可能だ。

営業時間:10時~19時
東京都足立区神明3-14-23
☎︎03-6802-5330
shanti-lp.com

ラッピング価格

【パートラッピング】
フロントフェンダー◎4万5000円~
ガソリンタンク◎5万円~

【フルラッピング】
スーパースポーツ
(フルカウル)単色◎25万円~
ネイキッド車
(ハーフカウル)単色◎22万円~

「第3回R18クールカスタムプロジェクト②」
へ続く

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