THE R18 CUSTOM
第1回
いきなりマフラーと
ライザーやっちゃうぜの巻
ドイツ本社からは次々とプロビルダーによるR18のカスタムの情報が入ってくるし
日本のカスタムコンテストも本格的に始まって
R18のカスタムブームにわずかながらも
火が着いた今日この頃。
それでは、本誌もだまっちゃいられないじゃないか、ということで始まったのがこの企画だ!
R18が日本で発売されてからすでに1年半が経ち、当初はほとんどなかったカスタムパーツも、純正、社外含め出始めた。最近はBMW関係のイベントなどに行くと、ちらほらだがR18を見る機会も増え、今回のカスタムコンテストに参加したオーナーさんの中には、R18のカッコよさに一目惚れして買ったなんて話も聞く。
これはつまりR18にはハーレーとはまた違う、きちんとしたとしたBMWのオートバイとしての魅力が備わっている証拠である。
編集長である僕(櫻井)がGS好きというのもあり、本誌ではGSの記事が多めになっているが、僕は過去にハーレーを所有していた経験もあり、こういったクルーザーでの旅も大好物。だからSTDのR18を僕好みに仕上げたいという欲求はかねてよりあった。
そこでBMWモトラッドジャパンに掛け合ったところ、気前よくカスタム用のマシンを貸していただけることになった。これは渡りに船。最終的にどんな風に完成するかはまだ未知であるが、今年1年をかけてかっこよく本誌オリジナルのカスタムに仕上げたいと思っている。
ワンダーリッヒ R18ハンドルアップキット 25mm 価格◎2万8600円
ハンドルのライザー下に咬ませることで、ポジションを25mm上げるキット。装着はライザーのボルトを下から抜き専用ボルトで留めるだけ。しかしノーマルのクラッチホースとブレーキホースは長さが足りないので付属の専用ホースを使う。ワンダーリッヒはR18がリリースされてからすぐにカスタムパーツの開発に着手した欧州のメーカーで品質の高さは折り紙つき。メッキも非常に美しくR18に装着しても違和感は皆無。装着した感想は次の記事で。
(問)パイツマイヤー www.peitzmeier.jp
Dr. Jekill & Mr. Hyde
R18 Beat Long Chrome
電子制御 可変型 エキゾーストシステム
価格◎42万4657円
気軽に排気サウンドを変更できたらどんなに楽しいことだろうか。そんな夢のようなシステムを実現してしまったのがこのDrジキル&Mrハイドのエキゾーストシステムだ。サイレンサーの中にバタフライバルブが装着されており、手元のボタン一つでこのバルブが全閉、中開、全開の3つから選べるのだ。デザインの種類も豊富で、ショートボディとロングボディを基準に、カラーがクロームかブラック、エンドキャップがビッグショット、スラッシュカット、ストリートファイターの3種類と豊富な組み合わせが可能なのだ。しかもこの排気システムのすごいところは、JMCA公認で車検対応なので、安心してディーラーで装着してもらえるのだ。
(問)NAVRAS ☎︎072-970-3110
https://configurator.jekillandhyde.com/jp/bmw
今回のワンダーリッヒ製ハンドルアップキットとDrジキル&Mrハイド製エキゾーストシステムの装着は、東京都世田谷区のMotorrad世田谷でお願いした。担当していただいたのはサービスの平さんと日比さん。
二人が分業でテキパキと作業してくれたおかげで、装着時間は約2時間ほど。ハンドルアップキットは本体の交換は簡単だが、ホースの交換によりエア抜きが必要になるため意外と技術を要し、サイレンサーもアクセサリーから電源を取るので個人での作業は厳しい。
その点いずれのカスタムパーツも車検対応の合法なので、こういったディーラーに安心して任せられるのが嬉しいところ。平さん日比さんお忙しいところお時間いただきありがとうございました。
「R18クールカスタムプロジェクト②」
へ続く