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G/S DAY’S 2021①

BMWBIKES vol.96 掲載記事

Text / Nobuki Sakurai
Photo / Koichi Ohtani & BMWBIKES
開催日:2021年10月9日~10日
開催場所:志賀高原特設会場

GSと もっと、ずっと、どこまでも
-第2章-

首都圏&中部ディーラー主催
G/S DAY’S
2021志賀高原

雲上の極上ゲレンデを行く日々

昨年までは「GSキャンプミーティング」
という名で開催されてきたイベントが今年から
「G/S DAY’S」という名称に変更された。

長野県北部にある志賀高原で
10月初旬に開催されたこのイベントは
これまでに類を見ない壮大な規模で
GSライダー達を迎えた。

その感動と歓喜に
あふれた日々をご紹介しよう。

<後援>長野県山ノ内町、一般財団法人 和合会、志賀高原ユネスコエコパーク協議会

<特別協力>一の瀬旅館組合、志賀高原リゾート開発 株式会社、志賀高原プリンスホテル、志賀高原焼額山スキー場

<協力>志賀高原観光協会

周囲は日本でも有数の
絶景ツーリングエリア

 今回、このイベントに用意された志賀高原はいくつものスキー場が連なる標高1800m付近の高原地帯だ。開催日の10月初旬の気温は、日中20度ほどまで上がるが夜は10度を下回り、夜間はストーブが必須。それだけに昼間の風は涼しく、どこまでも爽やかだ。

 この高原から草津へと抜ける国道292号といえばツーリングライダーであれば知らぬ者がいないほど有名な観光道路「志賀草津道路」である。

 途中の「渋峠」は標高2172mもあり、日本の国道最高所としてこちらも有名だ。その先の万座温泉から県道466号と県道112号をつなげば、荒涼とした異世界景色が楽しめる「毛無峠」へも行けるなど、この一帯は日本でも有数の絶景ツーリングエリアなのである。

初心者向けのオコジョスキー場のコース。気軽に走れ、それでいてゲレンデの中央部まで行ける。
オフロード経験が少ないライダーに向けたスクール。午前は基本的なことを行ない、慣れてきた午後には一部の優しいゲレンデも走るなど、誰もが楽しめる設定。
スクールの会場は、なんと9月にGSトロフィーの決勝が行なわれた広大なフラットダートの会場が使われた。

ひたすら続く、GSに乗っていて
良かったと思う時間

一部初心者向けのコースでも滑りやすい所があり、そこではやはり転倒者が続出。しかしスタッフ、ときには参加者同士で助け合うことで、怪我もなく、また土が柔らかいためバイクのダメージもほぼない。
中級コースのダイヤモンドスキー場の頂上からの景色。
こちらが上級者コースの焼額山からの景色、ダイヤモンドと比べると周囲の山の高さがまったく違うのがわかる。

コースには4つものスキー場が使われた

今回ゲレンデクルーズのコースに使われたのは、左から西舘山スキー場、オコジョスキー場、ダイヤモンドスキー場、そして焼額山スキー場の4カ所。ホテルのある谷間の起伏の緩い部分を初心者向けとして使い、ダイヤモンドや西舘山を中級、焼額山の頂上へのルートが上級者向けに設定された。これらのスキー場をイベントのために開放してくれた主催チームと関係者各位に心から感謝である。

「G/S DAY’S 2021②」へ続く

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