Text / Nobuki Sakurai
Photo / Atsushi Sekino
GSと もっと、ずっと、どこまでも
-第3章-
Sunrise Sunset Touring Rally
www.michelin.co.jp/motorbike/home-motorbike
編集部櫻井は、これまで自分のGSに数種類のオフロードタイヤを装着し、林道やコースを走ってきた。その中でも、やはり最強のグリップ感を覚えたのがこのアナキーワイルドだ。
とくに前後の空気圧を2kgほどに落とした時のグリップ感は抜群で、ゲレンデのヒルクライムや滑りやすい泥濘部、今回の砂浜でも比較的安心してアクセルを開けることができた。
もちろんオンロードではノイズや振動も感じるが、ストレスになるほどではないのも魅力の一つだと思う。
FRONT
110/80 R19 59R
120/70 R19 60R
80/90 -21 48S
90/90 -21 54R
REAR
130/80 -17 65R
140/80 -17 69R
150/70 R17 69R
170/60 R17 72R
110/80 -18 58S
120/80 -18 62S
130/80 -18 66S
140/80 -18 70R
150/70 R18 70R
パンアメリカには「スコーチャーアドベンチャー」というオリジナルネームの入ったタイヤが標準装備されているが、これはミシュランがパンアメリカ用に作った特別仕様で、基本的にはアナキーアドベンチャーと同等の性能を持つ。
スコーチャーアドベンチャーは、高速道路やワインディングでの快適性とオフロードの走破性という相反する条件を絶妙にバランスさせたオールマイティさが魅力。今回の旅にはジャストマッチだった。
タイヤサイズ (スコーチャーアドベンチャー)
F:120/70 R19 60V R:170/60 R17 72V
旅の途中で入り込んだ林道でのワンシーン。締まった砂利の道なら、トラクションコントロールと合わせることで難なく通過可能だ。多少リアが流れても、それは恐怖ではなく面白さにつながる。
(アナキーアドベンチャー)
FRONT
120/70 R17 58V
110/80 R18 58V
100/90 -19 57V
110/80 R19 59V
120/70 R19 60V
90/90 -21 54V
REAR
130/80 R17 65H
140/80 R17 69H
150/70 R17 69V
160/60 R17 69V
180/55 R17 73V
150/70 R18 70V