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R18 Transcontinental & R18 B

BMWBIKES vol.95

BMWBIKES
NEWMODEL INFORMATION

R18 Transcontinental
& R18 B

ついに来た!
空冷1800ccフラットツイン
を抱えた次世代の
大陸横断クルーザー!!

このR18 TranscontinentalとR18Bがラインナップに加わったことで、従来のR18、R18CLASSICとともにシリーズは4機種となった。いずれも共通の車体ながら、装備やホイール径などでそれぞれ違う個性を持つ。

圧倒的な機能と装備と迫力

R18 Transcontinental

R18 Transcontinental First Edition
403万2000円(税込)~

 BMW史上最大排気量である空冷1800ccOHVを搭載した R18の派生モデルとして、大型カウルを装着したモデルが2機種同時に発表された。その1台がこのR18トランスコンチネンタルだ。

 これまでのR18と大きく違うのは高いシールドを備えた大型カウルや充分な容量を確保する左右とトップのハードケース、メーター周りにはこれまでのTFT液晶に加え4連アナログメーターを追加。そのほか補助ライト、シートヒーター、音質の高いマーシャル製スピーカー、そしてアクティブクルーズコントロールなど、かなり豪華な装備を備えている。日本への導入は10月以降、まずは写真のファーストエディションが入ってきそうだ。

このバイクの目玉装備とも言える大型のカウル。スクリーンは高めでかなりの防風防雨効果を期待できそうだ。またエンジン前側にはウインドディフレクターも装備。
コックピットは手前に10.25インチのTFT液晶に加え、新たに4連の丸型アナログメーターを追加。
タンクは長旅に備えて24ℓの容量。手前はスマホの充電ボックスだろう。
左右のパニアケースは片側27ℓ。
パッセンジャー用バックレストを備えたトップケースは容量48ℓ。シートにはシートヒーターも装備。
左側のスイッチボックスは従来の配置に加え、アクティブクルーズコントロール(ACC)のスイッチも見える。

BMW Motorradドイツ本社からは、この3種類のカラーリングも発表された。スタンダードモデルやオプション719など今後グラフィックモデルが増えそうである。

ワイルドと美が混在するクールバガー

R18 B

R18 B First Edition
341万8500円(税込)~

 R18トランスコンチネンタルと車体を共有しつつも、よりワイルドでクールな仕上がりを見せるのがこのR18 Bだ。トランスコンチネンタルからトップケースや補助ライトを取り去り、スクリーンもロータイプに変更。シートをタックロールのガンファイタータイプにしたことで、エレガントな雰囲気を残しつつも、ロックでちょい悪な雰囲気を出すことに成功している。

 またフロントサスペンションがフォーク・カバー付きテレスコピックフォーク(同トランスコンチネンタル)となり、カンチレバー・スプリング・ストラット機構により衝撃に応じた減衰機能と自動荷重補正を発揮。フロント周りが重くなった分、充分な補正機能が与えられた点はさすがだ。

低いスクリーンでまた違った印象。
カウルとパニアトップ部にマーシャルのスピーカーを内蔵。これにより高品質なサウンドとバイブレーションを実現。
シートはアグレッシブなガンファイタータイプ。
前後のホイールは軽合金鋳造タイプで剛性と軽快さを両立。
右スイッチボックスにはライディングモードとヒート関係のスイッチ。

基本的にエンジン、フレーム、ライディングモードはR18と共通だが、トランスコンチネンタルとR18Bはダイナミッククルーズ・コントロール(DCC)、アクティブクルーズコントロール(ACC)、オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)、ダイナミック・エンジン・ブレーキ・コントロール(MSR)と最新の電子デバイスが満載であるのも大きな特徴。

トランスコンチネンタル同様、R18 Bもファーストエディション以外に3タイプが発表。おそらくスタンダードであろうストームブラック仕様もいい雰囲気だ。

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