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第3回 ツアラテックキャンプ

BMWBIKES vol.92 掲載記事

2020.9.19 sat 〜 2020.9.20 sun
主催:TOURATECH
開催場所:富士ヶ嶺オフロードコース
Text & Photo / Toyoshi Miyashita

TOURATECH

第3回
ツアラテックキャンプ

年に一回アドベンチャーワールドが大好きな
紳士たちが集まるイベントが今年も開催。
コース走行やコマ図、ライディングレッスン
さらに次のGSトロフィー日本代表を育成する
トレーニングまでとにかく内容てんこ盛り。
GSを筆頭としたド派手なビッグオフが
走り回る様は圧巻だ。

ますます参加者は増え
笑顔あふれるイベントに

 ツアラテックファンはどこのどんなイベントでもみな笑顔なのが特徴的。このイベントでは言わずもがなだ。出会う方は、本気で遊び、心の底から楽しみ、大笑いしている。そんなファンたちが全国から年に一度このキャンプイベントを目指して集まる。参加する人、迎えるスタッフ、再会を喜ぶ人はみな満面の笑みを浮かべている。

 当日受付を済ませたライダーは記念撮影後、各々が好きな位置にテントを張る。その後丸一日、様々な趣向を凝らしたコンテンツに参加することができた。ユーザーの趣味嗜好にあわせて「ライテク講座」「ちょっとした競技」「コマ図ツーリング」「キャンプ」「出店ブース」「試乗」「パーティー(宴会)」が用意されたので時間が足りなくなるほど。自分のバイクで参加してもいいし、ライテク講座は見ているだけでも面白いし勉強になる。

 さらに日が暮れてから始まる宴会を通じて仲間も増えるなど、それぞれが何かを得て帰ることができる。翌朝の解散時、すでに来年の開催を楽しみにしているという声を多く聞くことができるほど満足度の高いイベントだ。

名物となったヒルクライム。大排気量車が唸りをあげてアタックし、成功しても失敗しても観客からは大歓声が湧き上がった。

R1200/1250GSが多く見えるが、Fシリーズ、KTM、セローやXRなどのトレールモデルなども参加。

ツアラテックの世界観に共感するライダーなら誰だって参加OK。ミヤシはCT125で参加、ミニコースを楽しみました。

ライテク講座ではバランスの取り方やアクセルターン、ポジショニングを再確認する講座など、GSトロフィー参加者が主体となって内容を吟味しレクチャーしていた。初級者向け、中級者向けのフリーで走れるコースも設定。ヒルクライムも体験可能だった。

撮影した枚数は1500枚以上。ライディング中の真剣なまなざし、各イベントでの笑顔。再会を喜ぶ声、新たな仲間とともに盛り上がる宴会など。ここには収まりきらない写真がほとんど。これら写真はツアラテックに提供したので参加者はGoogleフォトなどでその思い出を共有している。

運営スタッフも自分の役割を終えた後は、一般参加者に混じって大いに楽しんでいた。今年はサックスの生演奏や突然始まったカラオケなど音楽系のコンテンツもあった。参加するたびにコンテンツが増えていくので来年の開催が今から楽しみだ。

チャレンジ競技には参加者がいやらしく感じるトラップがいくつも。シーソー上の障害物、テクニカルなパイロンや、タイヤが埋め込まれた山だったり。
食事はケータリングサービス。調理の手間がないので、その分ゆっくりディナータイムを楽しむことができる。宿泊なのでお酒もOK! 大いに盛り上がった。

我らが小林夕里子もブースでオリジナルグッズの販売や小冊子を配布していた。アウトドア講座ではシュラフのたたみ方テクニックや、パッキングコンテスト、キャンプサイトコンテストも開催。夜はここだけのマル秘話なども。

また来年も
楽しみましょう!

ツアラテック代表

水谷太郎

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