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トロフィーライダー達が集える、理想の場所

BMWBIKES vol.89 掲載記事

Text & Photo / BMWBIKES編集部

BMWと共に生きる
ガレージのある人生

トロフィーライダー
達が集える、理想の場所

インターナショナルGSトロフィーの
2018モンゴル大会の日本代表
である田島 翔さん。
後進のアドバイザーとしても
大活躍の彼が追及した
GS乗りのガレージライフは?

 ガレージに入ると壁のコンパネには大きなラリーマシンのプリント。その前にはGSトロフィー・モンゴル仕様のR1200GS。傍らにCRF250Rと92NSR250RSPという、スポーティな車両が並ぶ。ここは2018年にインターナショナルGSトロフィーの日本代表に選ばれた田島翔さんのガレージだ。

 もともと8畳の和室、4畳のキッチン、4畳の納戸だった所をぶち抜いて、ガレージを完成させたとのこと。16畳もあるガレージは、とても広く余裕があり、すべてのものが整理整頓されて置かれている。

 手前にはバイクとテーブル。奥には工具、ウエア、ヘルメット、ブーツなどライディング用品に加え、キャンプ道具もぎっしり。もともとキッチンだったということもあり、水道があるのも便利そうだ。

「2018年の10月にこの自宅を購入して、そこから3カ月かけて家全体をリフォームしました。そのときにガレージも一緒に作り上げたわけです。ガレージ部分の製作代金はおよそ400~500万円ぐらいですかね」

「こだわったのは照明とエアコンですね。前に住んでいた家でもガレージを借りていたんですが、照明が暗くて夜に作業しにくいし、冬は寒いしで大変でした。帰宅して子供達が寝てからバイクをいじることが多いので、夜中でも作業できるよう明るい照明と、寒さ暑さに対応できるようエアコンを完備して、今は快適です。

 趣味がバイクと家族キャンプなので、キャンプ道具がすっきり収納できるところも重要でした」

撮影していると息子さんが2階から降りてきて、バイク雑誌を見ながらバイクについて熱くしゃべる。

今からこれだけ恵まれた環境にいたら、もう将来のトロフィーライダーは間違いない?

「やっぱりGS関係の仲間がしょっちゅう遊びに来ますよ。GSで近くの河原へ行って遊んで、日帰り入浴施設で汗を流し、それからうちで宴会をする。上にも部屋がいくつかあるので泊まれます。壁をコンパネにしたのは拡張性を持たせたかったからです。今後も棚とかプロジェクターのスクリーンとかいろいろと計画しています」

 まさにGS乗りの理想を具現化したような田島邸のガレージ。撮影後半には息子さんも加わり、親子でバイクを語るほのぼのした時間もあり、ほっこりさせられた。

ライディングスキルが高く、英語力もあって、背が高くおまけにイケメン。それでいて皆から頼られる存在だからうらやましい。

ガレージの奥には本格的な整備やメンテナンスができそうなツールキャビネット。奥の棚にはウエア、ヘルメット、ブーツと装備がぎっしり。見えないが右奥にはタイヤも数本ストックされる。

トロフィーの日本代表だけにオフロードのスキルは超一流。田島邸の近くには河原コースや有料モトクロスコースも多い。いっぽうで2ストのレーサーレプリカの加速感や、92年当時の曲がらない止まらない武骨さも好きだと語る。

2018年に日本代表になったときの寄せ書きTシャツと、代表者にしか与えられないR1200GSのシュラウド。このシュラウドはアルミパーツにレーザーで刻印されている。奥の棚上のスクリーン同様、記念パーツは代表ライダーの特権であり最高の思い出。