IMPRESSION

インプレッション

NEW&LONG TIRE IMPRESSION #4

BMWBIKES vol.89 掲載記事

Text / Nobuki Sakurai
www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/index.html

BRIDGESTONE
BATTLAX
ADVENTURECROSS AX41

長期テストでわかった
戦闘力の高さとオールマイティさ

昨年の6月から約半年
走行6000kmのテストをしたAX41。
その結果は?

走りこむことで
生まれた絶大な信頼性

 AX41を自前のR1250GSに履かせたのは昨年の6月だった。まず最初に感じたのは、ダートでのコントロール性の高さだ。フラットダートから始まり、砂利道、泥濘地、スキー場のヒルクライムやオフロードコースも走った。とにかく絶大なグリップ力を常に感じたわけだが、その一方で後輪を滑らせるシーンにおいてもすごくコントローラブルな印象で、自分が思ったとおりにスライドできることに感動さえ覚えた。

 昨年9月にはキャンプ道具を満載して北海道ツーリングにも出かけた。北海道には舗装路から丘陵地帯の奥へと続くダートの小道が無限にあり、そういった細い道にさえ、このAX41なら臆することなく入って行けることが、筆者にとってはなによりストレスフリーなことだった。

 装着後約6000kmほど走った状態では、フロント4分山、リア2分山ほど。リアはあと1000kmほどでセンターが限界だろう。意外だったのは、ロードノイズが新品時とさほど変わらないこと。しかし極低速での振動は増えた。ダート走行は全体の10%ほどだが7000kmもつのなら、このブロックパターンとしては上々な結果ではないだろうか。

BRIDGESTONE
BATTLAX
ADVENTURECROSS AX41

前後は基本的に同じパターンを採用。一つ一つのブロックは、これまでにない台形のデザイン。大小の台形が前後左右に絶妙なバランスで配置されている。
テストは新型S1000RRに装着して行なった。荒れた路面でのギャップ吸収性の高さはメッツラーのウリのひとつであるが、M9RRにも継承。前後ともにセンターにハード。サイドにソフトのデュアルコンパウンド仕様。

ダートでの性能は満点!
走行6000kmでまだ余裕を見せる
ロングライフに脱帽

北海道の丘陵地帯に続くダートを見つけるとつい入りたくなる。そんなときでもAX41なら安心して行けるのだ。
約6000km走行後のフロント。まだ4割ほど残っている印象。あと2000kmはいけるだろう。つまりフロントは8000kmほどもったことになる。
同じく6000km走行後のリア。残り2割といったところ。サイドのブロックはまだ4割ほど残っている感じだ。重量とパワーのあるGSの出力を考えると上出来な結果。
大型車が苦手な林道の泥濘部でも、ブロック間が広いため排泥性は良好。しかし過信は禁物なので、ゆっくり走破したいところ。
グリップするばかりでなく、破綻して滑り出した感じや流れている状態も把握しやすかった印象。それがやみつきで、つい開けてしまう。

性能比較レーダーチャート図

※このチャートは、弊誌が実走テストを元に判断し、作成したものです。

FRONT
18インチ
100/90-18 M/C 56P TL

19インチ
90/100-19 M/C 55P TL
100/90-19 M/C 57Q TL
110/80B19 M/C 59Q TL
120/70B19 M/C 60Q TL

21インチ
2.75-21 M/C 45P W
80/100-21 M/C 51P W
90/90-21 M/C 54Q TL



REAR
16インチ
120/90-16 M/C 63P TL

17インチ
120/90-17 M/C 64P TL
130/80-17 M/C 65P TL
130/80B17 M/C 65Q TL
140/80B17 M/C 69Q TL
150/70B17 M/C 69Q TL
170/60B17 M/C 72Q TL

18インチ
4.00-18 M/C 64P TL
4.10-18 M/C 59P TL
120/80-18 M/C 62P TL
120/90-18 M/C 65P TL
130/80-18 M/C 66P TL
150/70B18 M/C 70Q TL



※BMWBIKES vol.86 掲載時

「NEW&LONG TIRE IMPRESSION #4」
に続きます。