IMPRESSION

インプレッション

BRIDGESTONE BATTLAX RACING STREET RS11

BMWBIKES vol.91 掲載記事

Text / Kazuhiko Yokota
Photo / Atsushi Sekino
www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc

公道走行用スポーツの
フラッグシップモデル

RS11をワインディングで
徹底チェックしてみた!

昨年末にテストコースで試乗した時の感触はかなり良かった。
そこで今回はRS11を装着した最新のS1000RRで峠道へ。
一般公道でのフィーリングはいかに!?

一般道でも体感できる
ハイグリップ性能

スーパースポーツ向けハイグリップタイヤとして絶大な信頼を築いたRS10の後継モデル。そう聞いただけでスポーツライディング好きはテンションが上がる。レーシング用タイヤに酷似したパターンは高性能を期待させる。

 走り出してすぐに感じたのはハンドリングが軽いこと。フロントタイヤのクラウン形状を小径化させた結果だ。といっても必要以上に寝ていくようなことはない。動き出しが軽く、荷重移動に対してタイムラグなく車体がスッと追従する感覚。そして寝ていく過程でのグリップ感が直進時とさほど変わらないのも良い。明確な接地感が伝わってくるので安心してバンクしていける。コーナーリング中の安定感も高く、立ち上がりで後輪にトラクションをかけていっても自分レベルの走りでは挙動が乱れることはない。路面が荒れ気味の峠であっても、高いグリップ感を堪能することができた。

 高い安定性やグリップ力は精神的な余裕にもつながる。RS11は、よりスポーツライディングの“楽しさ”と“奥深さ”を体感させてくれるタイヤだと確信した。

横田和彦
Kazuhiko Yokota

16歳で免許を取得。それから35年間、国内外さまざまな排気量のバイクを乗り継ぐ。スポーツライディングは好きだが基本は街乗りライダー。それらの経験を活かし、雑誌やWEB媒体にさまざまな記事を提供している。プライベートでもツーリングや草レース参戦などをしている根っからのバイク好き。
BRIDGESTONE BATTLAX
RACING STREET RS11
公道でのスポーツ走行性能を追求し、高い評価を得ていたBATTLAX RACING STREET RS10。その後継モデルとなるRS11はレースフィールドからの技術をフィードバックし、溝のパターンやタイヤ剛性を最適化。さらに新コンパウンドの採用によって高いグリップ性能のみならず、ハンドリング性能や操縦安定性などを高次元でバランスさせている。




レース経験がしっかり
フィードバックされた
類まれなるグリップ感

舗装がヒビ割れていたり、小石や落ち葉がある一般的な峠道でテストライド。ブレーキングを終えバンクさせていくときにしっかりとしたグリップ力が続いていく感覚は、バイクとの信頼関係を高めてくれる。曲がるのが楽しくなるタイヤだ。

溝が少ないパターンだからウェットは弱いのかなと思いきや、意外にも走れてしまう。といってもさすがに溝が多いツーリングタイヤほどの安心感は無いという感じ。またこの手のハイグリップタイヤにしては温まりも早い印象だった。
走行後にタイヤを触ってみると表面のコンパウンドの柔らかさを感じる。リヤタイヤはセンターとショルダー部のコンパウンドが異なる三層構造。それが目で見てもわかる。耐久性とグリップ力を両立させるための構造だ。

宮城光氏と開発者が贈る
迫力のインプレムービーも!

MotoGPの解説でもお馴染みの宮城光氏と、ブリヂストンのRS11の開発者の対談が楽しめる動画は必見。宮城光氏が感じたフィーリングに対して開発者が解説していくという話の流れは非常に興味深く、RS11をより深く知ることができる。他にも動画があるのでWEBサイトをチェックしよう!

FRONT

MCR05846 120/70ZR17 M/C(58W)TL
メーカー希望小売価格2万2800円(税抜)

REAR

MCR05864 190/55ZR17 M/C(75W)TL
メーカー希望小売価格3万5200円(税抜)

MCR05865 200/55ZR17 M/C(78W)TL
メーカー希望小売価格3万7300円(税抜)

※すべてオープン価格