IMPRESSION

インプレッション

G310GS用 スポークホイールキット

BMWBIKES vol.90 掲載記事

Text & Photo / BMWBIKES編集部
Produced by GS Racing
BMW DIRT SPORTS YOSHITOMO

G310GS用のスポークホイールキットをテストライド!!
G310GSでもっとOFFを楽しむ!

GSシリーズの末弟として人気のG310GS。しかし本気でオフロード走行を楽しもうとすると装備面で不満が出てくるのは必然のこと。そこで考案されたのが、このスポークホイールキットだ。

初心者や女性ライダーが
もっと楽しめるように

 今やGSを使ってオフロード走行を楽しむイベントは日本各地で開催されている。そういったイベントで、初心者や女性ライダーに人気なのがG310GSだ。
 
そこでもっとG310GSのオフロード性能を上げようと製作されたのが、このスポークホールキットだ。作ったのは東京荒川区で「GS Racing」を営む吉友寿夫さん。吉友さんは元国際A級のモトクロスライダーで、引退後はバイクショップを営みながらもビッグオフのガイドツーリングや、スクールのインストラクターなども担う凄腕ライダーだ。

「G310GSはスリムで軽量なため初心者や女性でも扱いやすいですよね。そんなユーザーがもっと林道やダートを楽しめるように作ったのがこのキットなんです」
 
キットの内容は、フロント21インチ、リア17インチのエクセルのリムにスポークを張り、ハブはF650GSの物を流用。310GSのシャフト径に合うようカラーとスペーサーで調節されたものだ。
 
実際にキットを装着した310は、もはやまったくの別物。特に前の21インチ化はとても効果的で、これを標準化したほうがいいのでは、と思うほどよく走るのだった。

別物のようなしなやかな足回りに!
高速から獣道まで
どこでも楽しくなる!

実際に走ると、ノーマルの19インチキャストホイールと21インチスポークホイールの差は歴然。キャストよりもフロント周りが柔らかく感じられ、段差の衝撃が圧倒的に少ない。またコーナーでも外側に逃げる感じもだいぶ抑えられている印象だ。
手早くスポークホイールを組んでいく吉友さん。バイクショップの優しいおじさんという感じだが、元国際A級のモトクロスライダーだけあり、ひとたびバイクに乗ると今でもキレキレの走りを見せる。
ホイールの要であるハブはF650GSのものを流用している。しかしF650GSとG310GSはシャフトの径が合わないので、カラーを使って調節するそうだ。ローターなどはそのまま、フェンダーのステーやメーターは微調整で合わせる。
このホイールキットのタイヤサイズは、フロント90/90-21。リア130/90-17。今回の使用タイヤはティムソン製で、前TS-817-01、後TS-820-1。高速道路、一般道、フラットダート、林間コースと様々な路面を走ったが、普通の250ccクラスのトレールバイク的な乗り心地で、これなら林道などでも充分に楽しめると感じた。このキットは今後GSRacigで販売される予定だ。

GS Racing
BMW DIRT SPORTS
YOSHITOMO

このホイールキットは依頼を受けてから製作する受注製で、中古のハブを使った場合は前後で15万円(税抜)~とのこと。気になる方はぜひ相談を。

営業時間:10時~20時
定休日:イベント参加日
東京都荒川区南千住6-14-1
TEL:03-3802-9068