IMPRESSION

インプレッション

BBTT Tras製カーボンパーツ

BMWBIKES vol.88 掲載記事

テスター:BMWBIKES編集部
テスト期間:3カ月 ツーリング、ダート走行
問い合わせ:M.S.C.Hara
TEL:048-962-3411
msc-hara.com


Tras製
カーボンパーツ

Tras製カーボンパーツ
◎価格:ヒールガード各1万円
フレームトライアングルカバー
(右)1万7500円
フレームトライアングルカバー
(左)1万6250円
エキゾーストカバーフロント1万7500円
エキゾーストカバーリヤ2万1250円
サイドインテーク(Trasデカール付き)
各4万5000円
カバーサイドエアインテーク
各3万1250円
フロントフェンダーカバー
2万1250円
(すべて税別価格)

レーサーライクで高級感に
あふれたカーボンパーツ

 これまでMotoGPや鈴鹿8耐を始め、さまざまなレース車両のカーボンパーツを扱ってきた静岡県のトラス。その職人が作り上げるカーボンパーツは精度、耐久性、軽量化などあらゆる効果を生みだし、多くのレースチームから支持を得ている。実はそのトラスの代表である新田氏は本誌の不定期連載「冒険の旅」の首謀者であり、自身もR1250GSを操る生粋のライダーである。そんな経緯で開発されたのがこのGS用のカーボンパーツだ。

 トラス製だけにその精度は完璧で、どのパーツも完全ボルトオン。装着してみれば、ノーマル状態よりもかなりレーシーなイメージだ。

 今回は全部で7種類のカーボンパーツがリリースされたわけだが、そのうちの一番大きなパーツであるサイドインテークと、カバーサイドインテークのセットを計測してみると、ノーマルが618gなのに対しカーボンは352gだった。全体の重量としてはそれほど軽量化されるわけではないが、ルックス的には大幅にカスタム度がアップするので、他と差別化を図りたいGSオーナーにはマストアイテムといえる。現在は埼玉県のM.S.C.原のみで販売中だ。

カーボンパーツのラインアップで一番目立つのがサイドインテークとカバーサイドインテーク。
これがノーマルなので、装着するとレーシーでスポーティな印象になる。
フロントフェンダーカバーも目立つ存在なので、インテークカバーと合わせて変えたいところ。
ノーマルは味気ない黒い樹脂のエキゾーストカバーもカーボンにすると高級感が。
小さいながらも個性が光るヒールガード。
このようにノーマルのカバーサイドエアインテークと合わせてもぐっと印象が変わりカッコイイ。

ココがスゴイ

・装着するととにかくカッコイイ
 注目度も抜群

・高精度なので完全ボルトオン

・レース車両にも採用される、Tras製品
 を装着しているという心理的ステータス

ココがイマイチ

・精度の高いカーボン製品なので高価

・ヒールガードがブーツで
 傷つくのが忍びない

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