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The new BMW R1250RT

BMWBIKES vol.92 掲載記事

Text / BMWBIKES編集部
Photo / BMW Motorrad

より安全に、より快適に!!
生まれ変わった最強ロングツアラー

発売から40年以上にわたり進化を続けてきた「R-RT」があらゆる機能を刷新。さらなる進化を遂げて生まれ変わった。

BMWBIKES NEWMODEL
INFORMATION


最先端ツアラーは
最新技術の全部盛り!?

 RTシリーズといえばBMW Motorradの歴史において、もっともロングツーリングを得意とするモデルとして有名だ。そんなRTの2021年モデルがドイツ本国で発表された。

 もっとも目を引くのは、よりシャープな印象になったヘッドライト。バイクの進行方向に合わせて光軸が移動するアダブティブターニングライトを搭載。明かりの少ない夜の峠道でも車体のバンクを検知して常に進行方向を照らしてくれる。ライダー目線での大きな変更点は10・25インチの大型TFT液晶メーターの採用だ。今までナビはメーターとは別に装着する必要があったが、今モデルは液晶の中にナビゲーション画面も同時に表示できる。日本での採用は不確定だが、もしこれが可能ならかなりうれしい。さらにあらかじめ設定した速度を一定に保つダイナミック・クルーズ・コントロール (DCC)には、オプションで前車との距離を保ち追従するアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)も用意されているという。いよいよ二輪にも自動追従機能が搭載される時代が来る!?

左右2灯と中心に上下2灯の組み合わせにより、現行よりもかなりシャープな印象になったフロントフェイス。
コーナリング中でも、その時のバンク角を検知して光軸の高さと向きを自動で調整し、コーナーの先を明るく照らすアダブティブターニングヘッドライトは本国ではオプション設定となる模様。

埋め込み型ナビや
自動追従システムなど
次世代機能を搭載!!

2021RTの注目ポイントはこの巨大な10.25インチのTFT液晶。ついに計器類とナビが同時に表示できるようになるのか?国内モデルに大きな期待が持てる。

あらかじめ設定した速度を保つダイナミック・クルーズ・コントロール (DCC)には、オプションで前車との距離を保ち追従するアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)も用意。レーダー機能で前車との車間を自動で保ち、接近しすぎると警告される。日本でも4輪ではすでに馴染みあるシステムだが、これがバイクの場合はどういった挙動になるのか。

Alpine White 3
Style Elegance
Option 719 Mineral White
Style Sport
RTに似合うウエアも登場予定。

NEW R1250RT

エンジン:空水冷4ストローク水平対向2気筒DOHC4バルブ
内径×行程:102.5×76mm
排気量:1254cc
圧縮比:12.5
最高出力:136ps/7750rpm
最大トルク:14.59kg-m/6250rpm
ミッション:常時噛合式6段リターン
サスペンションストローク:F120mm/R136mm
全長×全幅×全高:2222mm×985mm×–mm
軸間:1485mm
シート高:805/825mm
タイヤ:F 120/70 ZR17 R 180/55 ZR17
タンク容量:25ℓ
車両重量:279kg(装備含む)
価格:未定

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