BMWBIKES vol.102 掲載記事
テスター:BMWBIKES編集部 テスト期間:日帰りツーリング
問い合わせ:サイン・ハウス sygnhouse.jp
ツーリングをしていると今やインカムを着けていないライダーを探すのが難しいほどインカムは日本のバイク市場で普及した。そんな中でもとくに多くのライダーから支持されているのが、このB+COMシリーズだ。
そんなB+COMからこの3月にリリースされた最新モデルがこのSB6XRである。これまでのフラッグシップモデルだったSB6Xでも充分に満足のいく性能だったが、今回モデルチェンジした「XR」はどう違うのか。
まずは6Xの本体中央にあった「峰」を削ったことにより本体の厚みが5・2%も薄くなった。またボタンサイズを40%も拡大したことで、グローブをしたままでも操作しやすく、タッチもより明確に。さらにバッテリー容量も増量。マネジメントが見直されたことで、これまで約16時間だった通話時間が約22時間と6時間も延長されたのだ。細かい部分ではベースプレートにロック機構がつくなど、6Xで足りない部分をユーザーの声を元に改良、リファインしたのがこのXRなのだ。もちろん使い勝手はSB6Xと同様で、ナビや音声、会話、音楽もクリア。アプリによる同期の可視化など、今後もB+COMを手放せなくなりそうだ。
ココがスゴイ
・タッチ性が向上しより明確になった
・SB6Xよりもバッテリー消費効率がアップ!
・薄くスリムになって、ヘルメットとの相性抜群
ココがイマイチ
・0から満充電まで3時間。
急速充電が可能なら……。