IMPRESSION

インプレッション

BLACK COLLECTION①

BMWBIKES vol.98 掲載記事

Text / BMWBIKES
Photo / Toyoshi Miyashita

ハードケースだけがBMWじゃない!
もっと気軽で汎用性も高い!

BMW Motorrad純正バッグ
BLACK COLLECTION

ブラックコレクション

昨年から日本でも本格的にリリースが始まった
BMW Motorradブラックコレクション。

タンクバッグやサイドバッグ
リアバッグ、バックパック、ヒップバッグと
5種類のカテゴリーで展開され
いずれもアウターシェルは
防水性に優れたTPU素材を採用。

シンプルなデザインの中にも
BMWらしいハイセンスが感じられ
BMWのどのバイクに載せても違和感なく
フィットする高い汎用性が魅力。

その中から今回は
リアバッグとタンクバッグを試した。

ブラックコレクション
リアバッグ(ラージ)

価格:37840円 寸法:55×30×30~35 cm 容量:50ℓ~60ℓ

このブラックコレクションのメイン的存在となっているのがリアバッグで、こちらは最大容量60ℓのラージモデル。

底部に硬い芯材が入っており、底面はすべりにくい素材なのでシートやキャリアの上での安定性が高い。

使い勝手もシンプルで、持ち運びのベルト類など拡張性が高く、それでいてどのバイクにも似合うクールなデザインが素敵だ。

なんとソロ用のテント、寝袋、チェア、テーブルが余裕で入ってしまった。コンパクト装備でまとめればこのバッグだけでキャンプが可能だ。

本体外周にあるファスナーを開くと50ℓから60ℓへ容量がアップ。
底部は滑りにくい素材でキャリアやシート上できっちり安定。車種によってはこのベルトをキャリアの下に挟みこむことで固定力をアップできる。
本体のポケット内にストラップを装備。移動の際はこれを持てばOKだ。
バイクへの固定はストラップ式のベルトで行なう。

ブラックコレクション
タンクバッグ(ラージ厚型)

価格:40876円 寸法:32×22×19~26cm 容量:13ℓ~18ℓ

タンクバッグにはRS、RTなどにぴったりの薄型と、GSやGSAのタンク形状にフィットする厚型の2種類があり、写真はGS用の厚型モデル。

両モデルとも容量調節が可能で5ℓも容量を増やすことが可能。

バックルによるクイックリリースベルトで固定しているので、給油の際の着脱も容易だ。

上面のスマホケースはタッチ操作が可能で防水性も高いのが大きな魅力。

容量は夏用寝袋と1ℓのペットボトルがちょうど入るぐらい。日帰りからロングまで幅広く使える。
裏側は特殊な形状で、GSのタンクにスポッとはまるようなフィット感を実現。

上面にクリアトップのマップ&スマホスペースを装備。一度バッグの蓋を開け、中のロール式密閉ポケットからアクセスして、マップやスマホを入れるのでかなり防水性は高い。雨天時でも中身が濡れる心配がない。もちろん、スマホは上からでもタッチ操作が可能だ。

このタンクバッグも他のブラックコレクション同様で、中に完全防水の袋を装備している。バッグの上からかける防水カバーだと走行中に飛んで行ったり、漏水することも多いが、これならしっかりと雨から荷物を守れるだろう。

BLACK COLLECTION②へ続く

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