TOURING

ツーリング

太陽を追え、北西の海へ①

BMWBIKES vol.96 掲載記事

Text / Nobuki Sakurai
Photo / Atsushi Sekino

GSと もっと、ずっと、どこまでも
-第3章-

WITH HARLEY&BMWBIKES
合同企画
SSTR 2021 参戦記

Sunrise Sunset Touring Rally

太陽を追え、北西の海へ

近年多くのライダーに支持され
年々参加者が増えるSSTR。
その魅力はなんなのか?

そしてHD専門誌とBMW専門誌が
初のコラボレーションを実現。

それぞれのアドベンチャーバイクで
太陽を追う旅へ出た。

太平洋から日本海へ
ダカールのゴールを再現

 皆さんはSSTRというツーリングイベントをご存知だろうか。SSTRとは「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー」の略で、太平洋で朝日を見て、同日の日没までにゴールである石川県の千里浜(ちりはま)を目指すというイベントである。

 基本的にどのコースを走っても自由なのだが必ず立ち寄らなくてはいけないチェックポイントの他に、道の駅やSA/PAなどで休憩時にサイトからアクセスするとポイントが入るシステムで、合計10ポイントを獲得し日没までに千里浜にたどり着くと「完走記録証」が発行される仕組みだ。

 このイベントの発起人は、日本が誇るバイク冒険家の風間深志氏である。風間氏は1982年に日本人として初めてパリ・ダカールラリー(現ダカール・ラリー)に参加し、みごと完走を果たす。

 そのゴール地点はアフリカ・セネガルの首都であるダカールの海岸で、完走者のみがビクトリーランとして砂浜を走ることができた。風間氏はこれに発想を得て、日本でも同じような喜びの体験を多くのライダーに味わってもらいたいということから始まったのが、このSSTRなのである。

 2013年に第1回が開催され、年々多くのライダーが参加するようになり、今年のエントリー数はなんと約5600台というから驚きだ。僕(BMWBIKES編集長 櫻井)もかねてよりエントリーしてみたかったものの、なかなか都合がつかず実現しないまま歳を重ねてしまっていた。そんなときにこの企画の話が舞い込んできた。

「太陽を追え、北西の海へ②」へ続く

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