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MITSUOKA CIRCUIT EXPERIENCE 4

ミツオカグループのサーキット走行会、サーキットエクスペリエンスが開催され、70名を超す参加者がサーキット走行を楽しんだ。

TEXT Kenji Natsume | Photo Kenji Natsume Toshiya Onishi

BMWBIKES vol.108 掲載記事

BMWの真価をとことんまで味わう

ミツオカグループを代表するサーキットイベント「サーキットエクスペリエンス4」が鈴鹿サーキットで開催された。まだ暑さが残る9月の開催となったものの、当日は天候に恵まれながらも比較的過ごしやすい陽気で、参加者は皆元気いっぱいに国内屈指のテクニカルコースの走行を楽しんだ。

サーキットエクスペリエンスは、より多くのライダーが楽しく安全にサーキットを楽しめるよう、走行クラスは初心者からミドルクラス、そしてハイスピードクラスの3クラスに分けられている。また、この走行会は安全性を最大限尊重しており、多くのインストラクターを配置しているのが大きな特徴だ。そのためまわりのライダーから遅れてしまっても、インストラクターが伴走してくれるので、不安になることはない。毎回多くの初心者クラス参加者気が多いのも、この充実した安全対策があるからだろう。

サーキットエクスペリエンスは鈴鹿サーキットで年2回開催されており、来年も今年同様、2回の開催を予定している。公道では体験できない速度を体験し、BMWの真価をとことんまで味わおう。参加希望者はミツオカグループのウェブサイトを要チェックだ。

協賛各社からさまざまなノベルティが提供され、じゃんけん大会も大盛り上がり。目玉景品のひとつ、ツーリングバッグをゲットした参加者もホクホクの表情。
R1250GSといった、およそサーキットには似つかわしくないバイクで参加する人も多かった。GSの先進のメカニズムは、サーキットという場でも本領発揮。
同じモデルに乗る人同士は自然と話がはずむ。初めて会った人同士でも、お互いの愛車の話やカスタム話に花を咲かせ、楽しげな声が聞こえていた。
ブリーフィングで挨拶をするモトラッドミツオカ鈴鹿の岩間店長。中部ブロックでの主催の頃からこのイベントを中心となって運営してきた人物だ。
ライディングスクールを主催する中井直道氏(左端)とモトラッド浜松店長で、元世界GPライダーの宮崎敦氏(中)、全日本戦や8耐等で活躍した武石伸也氏も登場。
毎回多くのメーカーやサプライヤーもブースを出展。エアバッグ体験コーナーや新製品のタイヤ、各種パーツ等が展示され、多くの参加者が担当者の話を聞いていた。
タイヤメーカーもブースを出展して各種タイヤを展示していた。またタイヤメーカー各社は参加者のバイクのタイヤの状態のチェックや、空気圧の調整もしてくれたので、参加者も安心して走ることができた。
TANAXは自社ブランドのモトフィズ製品やミラーなどを展示していたが、目玉のひとつがこのスマートモニターだ。BMWのジョグコントロールに対応しており、走行中も安全に操作が可能なの
やはりサーキットにはスーパースポーツがよく似合う。この日の最大勢力はなんといってもS1000RRだった。
RnineTで広島から参加した浦敏行さん。愛車は自身初となるBMWで「ボクサーエンジンの存在感とレトロなスタイルに惹かれて購入」したのだそう。サーキットエクスペリエンスは今回が3回目の参加だ。「サーキット走行では一般道では出来ないこともできるので、自身の限界を知ることができます。鈴鹿サーキットは走りやすいコースですね」と、サーキット走行の魅力を浦さんはこう話している。
今回が4回目の参加となる岡村紀道さんは、今年の2月にM1000RRから現行のM1000RRにチェンジした。「2台目のM1000RRですが、以前のモデルと比べると、エンジンの吹け上がりがまるで違いますね。全開にするのはまだまだ無理そうですね」と笑う。「もてぎも走ったことがありますが、やはり鈴鹿サーキットのほうがこういったバイクのパフォーマンスを味わうには最適です」(岡村さん)

MITSUOKA CIRCUIT EXPERIENCE 4
ー完ー

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