テスター:BMWBIKES編集部 テスト内容:一般道、高速道路など約50km走行
問い合わせ:プロト www.plotonline.com/motor/revit/
●シンプルでどんなバイクにも似合うデザイン。
●生地が厚手なので、バタつきがない。
●プロテクターは肩、肘に標準装備。背中にプ ロテクター用ポケットを配置。
●スリムなシルエットで、細く見える。
●標高の高い場所に行くと逆に寒くなるので、
別の上着やインナーが必要となる。
ここ数年でBMWは、R18を5機種、RnineTは今年からR12シリーズとしてすでに2機種をリリースした。つまりBMWのラインナップにおいて、今や「ヘリテイジ」シリーズは一大勢力である。
そんなヘリテイジ系のバイクに乗る際にぴったりなのがこのトレーサーエア2だ。レブイットといえば、ゴリゴリのアドベンチャー系が有名だが、こういったカジュアルテイストのウエアも数多く、デザイン性も高い。
このウエアはフルメッシュ仕様のオーバーシャツだ。3シーズンのジャケットよりは薄手ながら耐摩耗メッシュの生地は厚く、作りは非常にしっかりしたもの。着用して走ってみるとメッシュからの風がとにかく涼しい。しかも細身のシルエットと生地がしっかりしているので、バタ付きは皆無だ。もちろん1流ウエアメーカーだからプロテクターは肩、肘には標準装備、背中にも装着が可能である。
昨今の夏の猛暑では、肌を露出して走ると酷い日焼けを負う。かといって薄手のウインドブレーカーだとバタつく。このジャケットなら肌を露出せず、まるで木陰にいるような涼しさの中、ライディングに集中できるので、今年のツーリングでぜひお試しを。