IMPRESSION

インプレッション

BMWBIKES TIRE IMPRESSION①

アナキーシリーズにロード仕様が誕生!!

Photo: Satoshi Mayumi Text: BMWBIKES

BMWBIKES vol.105 掲載記事

ミシュラン アナキー・ロード MICHELIN ANAKEE ROAD

濡れた路面でも抜群の安定感を発揮





 ミシュランのアナキーシリーズと言えばGSの純正タイヤとして採用されている「アドベンチャー」と、オフ愛好家御用達の「ワイルド」がお馴染みだが、そのアナキーシリーズにオンロード走行に特化した「ロード」が加わった。

 実際に試乗してみるとまずその接地感の高さと、安定感に驚いた。一般道の路肩からクラッチをつないで出る瞬間に路肩のわずかな段差も感じとることができ、フロントタイヤからの情報量はかなりのもの。おりしもテストの日は雨上がりの朝で、郊外のワインディングは気温が5度と過酷な状況。そんな中でもアナキーロードはコーナリングで確実なグリップを発揮し、安心してバイクを旋回することができた。さらには小路の奥の苔むした狭い路地にも入ってみた。こういったシーンでのUターンは繊細で気を使うが、ここでの小回りでも思った通りのラインがトレースでき、安心してUターンを終えた。やや荒れ目の舗装路でも充分なグリップを見せるなど、オンロードが主体のユーザーなら最高のタイヤと言える。

オンロード走行で求められる安定したハンドリング性能とウェット時の優れたグリップ力はもちろん、耐久性を高めた新コンパウンドを採用。独特のトレッドデザインも魅力。

タイヤサイドの製品ロゴにはプレミアムタッチデザインを採用。冒険心に溢れたコミカルなロゴが、立体的なデザインとして浮かび上がる。にくい演出が施されているのだ。
内部構造は最新世代のミシュラン・ラジアルテクノロジーを採用。高速走行時の遠心力によるトレッドのせり上がりを抑制し、シリカコンパウンドを採用することで滑りやすい路面でも高い安定性を実現。
メーカーロゴは最新のレーザー技術を使いタイヤ表面に施され、その微細な形状は光の吸収により美しいコントラストを生み出す。タイヤのみならずバイクにも高級感を演出。

走り出した瞬間からわかる情報量の豊富さと安定性の高さ

ボイドレシオ(トレッド面全体に占める溝の割合)がフロント16%、リア17%と、従来からある「ANAKEE ADVENTURE」と比較して、オンロード走行に特化して専用開発された。トレッド面は「直線」と「ヘの字」のグルーブが規則的に並び、その計算された組み合わせが高いグリップと排水性を発揮。またショルダー部分までグルーブが回りこんでいるため、旋回時のグリップ感もかなり安定していた印象だ。例えば不意に現れる工事の未舗装路や、キャンプ場などのダート程度なら問題なく走ることができるだろう。

トレッドショルダー部は、ソフトとハードのラバー・コンパウンドを適切に配置することで、コーナーリング時の剛性を確保。特にコーナーでの立ち上がり時にアクセルを開けた際のスタビリティーが向上するという。アナキーシリーズはこのロードの登場で3機種となり、用途によって使い分けが可能となった。

サイズ

フロント

90/90 – 21 M/C 54V 

110/80 R 19 M/C 59V

120/70 R 19 M/C 60V

120/70 ZR 19 M/C 60W

リア

150/70 R 17 M/C 69V

150/70 R 18 M/C 70V

170/60 R 17 M/C 72V

170/60 ZR 17 M/C 72W

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