豪華なインストラクターによる丁寧な先導で誰もが鈴鹿を満喫!!
開催日時:2023年11月30日(木)
開催場所:鈴鹿サーキット
Text & Photo:Kenji Natsume
BMWBIKES vol.105 掲載記事
ツーリングやオフロードトレーニングなど、さまざまなイベントを開催しているモトラッドミツオカグループ。2023年11月30日には日本屈指の国際サーキット、鈴鹿サーキットにおいて、「サーキットエクスペリエンス」走行会が開催された。このイベントは長年開催されてきたが、2023年より同グループ単独での開催となった。毎回多くの参加者を集めていて、今回も90名のライダーが参加している。M1000RRやS1000RRといったスーパースポーツモデルはもちろん、M1000RやS1000Rなどのネイキッド、そしてR1250RSといったツアラーモデルなどが参加し、なかにはR1250GSやG310といったモデルで参加する人もいるなど、顔ぶれ豊かな走行会となっていた。
サーキット走行というと怖いとか、敷居が高いと思って敬遠する人も少なくはないと思うが、この走行会はライダーそれぞれの技量に応じて組み分けされていて、それぞれのグループに先導車もいるので安心して走ることができる。また、走行前にはコースインとピットインの方法やフラッグの意味など、基本的なレクチャーもしてくれる。さらにゲストライダーとしてモトラッド浜松店店長で元世界GPライダーの宮崎敦氏や、国際A級ライダーで現在はライディングインストラクターとしても活動する中井直道氏、そして鈴鹿8耐をはじめとするビッグレースで活躍した武石伸也氏が来場し、各グループに混じって参加者らとともに走行していた。
「サーキットエクスペリエンス」は2023年は2回開催されたが、今年も5月と10月の2回の開催を予定しているという。サーキットという極限のフィールドで、ぜひBMWの真価を体験してみてはいかがだろうか。
R1200GSアドベンチャーで参加した平松良太さんは今回で4回目の参加とのこと。「このバイクは4年ほど乗っています。ふだんはツーリングがメインですね。鈴鹿サーキットはコーナーが大きくて道幅も広いので走りやすいですけど、やはりSSについていくのは少し大変でした。でもこのバイクは足まわりがしっかりしているし、思った以上にバンクしてくれますね」とのこと。
2023年6月に納車したばかりのM1000Rが愛車の鈴木智也さん。このバイクを選んだ理由はズバリ「カッコ良かった」から。「国産の250ccで再びバイクに乗り始めました。とはいえ250ではやはり物足りなかったのでこのバイクを購入しました。ストリートファイターモデルが欲しかったんですけど、国産車には好みのタイプがありませんでした。とても素晴らしいバイクですけど、良すぎて自分が上手くなったと勘違いしてしまいそう」。
これまでに何度もこの走行会に参加しているという売間秀之さん。愛車は2022年に購入したM1000RRで、このバイクで鈴鹿を走るのは2度目とのこと。「自走での参加です。今日は天気も良くて気持ちよく走ることができました。M1000RRはモデルチェンジしましたが、白がベースの自分のモデルが気に入っています」