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ツアラテックが考える 次世代サスペンションとは?

Text & Photo / BMWBIKES、Touratech Japan

BMWBIKES vol.101掲載記事

より激しく、よりしなやかに!
プラグインで幅広いセッティングを

ハードな走行状況では、サスペンションの性能が走破性に大きく左右する。国内でも多岐にわたるオフロードイベントが開催される昨今、走りを追及するライダーが喉から手が出るほど欲しいのが、こんなサスペンションではないだろうか。その魅力をツアラテック代表の水谷氏と店長の高橋氏に聞いた。

コンプレッションとリバウンドの設定がダイアル一つで可能。まったく新しいハイパーフローダンパーピストンの採用で泡立ちとキャビテーションを抑え、低摩擦シールにより、シャフトの静止状態でのフリクションを軽減。10年以上培った技術とノウハウを駆使した新開発の電磁バルブにより、厳しい状況にも的確に対応する。基本的な交換は正規ディーラーが推奨だが、ツアラテックジャパンでも交換可能(その後にディーラーでセットアップが必要)。
Touratech
サスペンションセット
DDA Plug & Travel EVO
適合車種:BMW R1200GS、
R1250GS from 2013
価格◎55万6200円(税込)
航空機グレードのアルミブロックから精密に加工された一体型ボディにより、前モデルよりも大幅な剛性がアップ。またばね下重量の軽量化も実現している。

GSの電子制御がすべて使え
詳細な調整もダイアル一つ

インターナショナルGSトロフィーの影響か、最近日本でもオフロード系のイベントや林道ツーリング、コマ図ラリーなど、オフロードを楽しむGSユーザーが多くなってきた。GS本来の姿は、荷物を積み路面の変化に関係なく遠くまで快適に旅ができる、というものだが、その一方でエクストリームな走りを追及したライダーが増えているのも事実だ。

 

そんな状況を鑑みて、アドベンチャーバイクのサードパーツを扱う老舗ツアラテックから、次世代のサスペンションが登場した。これまでもツアラテックでは、エクストリームシリーズのサスペンションとしてトラクティブ社製を展開してきたが、新作はJRZ社製となり、さらに進化。一番の特徴はサグ調整後、ダンピング調整は一つのダイアルで全ての設定ができるイージーセッティングであること。またGSのプラグとつなぐことで、全ての電子制御が享受でき、これによりハードなオフロード走行から快適なロングツーリングまで、幅広いシチュエーションの対応と、オーナー好みのセッティングが出せるようになるのだ。

56万円の本体と取り付け工賃を考えるとかなり高額だが、前後サスの交換で好みのセッティングが可能になるのならその価値は高い。

だから混む日は10時にお店に行っても作業は夕方なんていうことも。代表の水口さんに理由を聞いてみると「ブレーキパッドの固着や交換、ホイール内の清掃など、作業が長引くこともあるので、時間が読めないんですよね。長時間お待たせしてしまうのは申し訳ないんですが、裏にあるカフェでのんびりしてください」とのこと。安全を最優先した顧客目線のサービスには脱帽である。

ツアラテック
本社が開発した
R1250GS-RR!

ドイツのツアラテック本社では、エクストリームな走りを実現するためにR1250GS-RRなるモデルを独自で開発。フロント21インチホイールの採用とこの前後サス、各部の軽量化、最低限のプロテクション装備など、興味深いカスタムマシンに仕上がっている。

ツアラテックジャパンでは3月に「春のサスペンション祭り」を開催。キャンペーン中は取り付け工賃が半額なのでぜひお越しくださいと、代表の水谷氏。
ご自身が所有するKTMにこのサスペンションを装着した高橋店長。初期作動の柔らかさと限界値付近での粘り強さに驚いたそうだ。
ボディは航空機にも使われるアルミ合金の削りだしで高い強度を誇る。ブラックのアルマイト処理も美しい。
リザーバータンクに設置されたセッティングダイアルも、美しいアルミの削りだし。15段階で目盛りが切られており、心地いいクリック感だ。装着後はこのダイアルによって簡潔にダンピング調整を行なうことができる。

ツアラテックジャパン

津久井ショールーム:土、日、祝OPEN

営業時間:10時~19時

定休日:火、水曜日

神奈川県相模原市緑区中野988

☎︎042-850-4790

www.touratechjapan.com

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