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GILLESTOOLINGにせまる

BMWBIKES vol.94 掲載記事

Text / Toyoshi Miyashita
Photo & 取材協力 / パイツマイヤーカンパニー
www.peitzmeier.jp

BMW Motorrad
が認める高品質ブランド

GILLESTOOLING
にせまる

M1000RRに出荷時から装着されている
数々のレーシングパーツ。
特にステップやブレーキレバーなど
要所要所で光り輝く切削痕が
きらびやかなパーツを送り出すメーカー
それがGILLESTOOLINGだ。

M 1000RRの開発に携わる
GILLESTOOLING

 この夏、日本に上陸する予定のM1000RR。レーシングクオリティのパーツを多く使用する、S1000RRのハイエンドモデルと言えるスーパースポーツモデルでそのほとんどがGILLESTOOLING(ギルズツーリング)が開発したパーツだ。

 アンダーカウルのロゴがその果たした役割を示している。元GPライダーのGerhard Gillesがレースで勝つためのパーツを求め始めたことからこのブランドがスタート。

 今ではBMW Motorradの純正パーツをOEM生産するほどの実力をもち、今回のM1000RRの開発にも関与し、レバーやレバーガード、バックステップなどのパーツに起用されている。R nineTやGS、RTなどを個性的にカスタムするOption 719もこのメーカーが製作。

 さらに日本人に馴染み深いスズキやヤマハ、KTMの純正パーツのOEM生産も行なうなど、レースシーンだけでなくヨーロッパのバイクシーンでは欠かせないパーツとして浸透している。日本ではパイツマイヤーカンパニーが輸入販売をしているので全国のBMWディーラーやネット通販で購入が可能だ。

M1000RRのみに装着される特別なバックステップ。MマークとBMW Motorradの文字が刻まれたバックステップ。本体のカラーに合わせてブルーがあしらわれている。ヒールプレートはカーボン製だ。

S1000RR(’19~)用 バックステップ
◎7万2820円(税込)

※別品番で’17~’18、’15~’16 S1000RR用
価格◎7万2820円(税込)もあり

フットペグ位置でポジションセッティング変更可能。ブレーキ&シフトペダル位置も調整でき、リバースシフトへの変更も可能だ。

R nineTシリーズ用 バックステップ
Urban G/S (’17~’20)、Scrambler (’16~)
Pure (’17~’20)、R nineT (’17~’20)
価格◎7万4140円(税込)

R nineT (’13~’16)
価格◎6万7430円(税込)

S1000RR(’19~)ブレーキレバー
価格◎1万4410円(税込)

レバーガード ブレーキサイド
価格◎1万3530円(税込)

最大35段階もの調節が可能なブレーキレバー。クラッチ側もあり。レバーガードはレースシーンでは必須アイテムだ。

BMW純正カスタムパーツ
Option 719

RnineTシリーズの純正カスタムパーツもギルズツーリングの品質が認められ製作を担っている。 存在感のある美しい切削痕や渋みのあるブラックやゴールドのアルマイトカラーが光るビレッドパーツで個性的なカスタムを演出する。ヘッドカバーやレバー、ステップなどを購入可能だ。

カリフォルニアフットペグ キット

特徴的なペグの先端形状がコーナーリング時のライディングフォームを安定させ、安全性とラップタイムも短縮に貢献。また、取付角度も調節が可能。各車種用あり。価格◎2万9040円(税込)。

ダンパースライダー

スライダーの機能に加えて衝撃を吸収する画期的なダンパーを内蔵。路面とのインパクト時の衝撃を吸収し車体へのダメージを軽減する。
S1000RR’19~用 価格◎1万7600円(税込)

motoGPでも活躍!!

2020年のヤマハワークスライダーのバレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ビニャーレスの操るmotoGPマシンにも様々なギルズツーリングのパーツが使用されている。

マシン接触を余儀なくされるレースシーンでは、近年、レバーガードの装着が義務付けられ、ブレーキサイドに装着されるのがギルズパーツの製品だ。スイングアームにもブランドステッカーを確認できる。なお、BMW M1000RRのアンダーカウルにも貼られている。

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