BMWBIKES vol.94 掲載記事
Text / Daigoro Suzuki
Photo / Kaku Hirashima
問い合わせ / ブリヂストン
www.bridgestone.co.jp/
products/tire/mc/index.html
BRIDGESTONE
BATTLAX SPORT TOURING T32
オールラウンド性の高さに定評のある
T31がモデルチェンジされ、T32に進化。
ウェットに強い! という日本の気候にも
ピッタリのタイヤとなっていた。
ブリヂストンがリリースするラジアルスポーツツーリングタイヤ、T31がT32に進化。T31はツーリングというネーミングが入っていながらも、サーキット走行でも不満のないドライグリップ性能を有していたが、そこをさらに高めながら、とくにウェットグリップ性能を大きく進化させたというT32。
特徴的なパルスグルーブによって排水性を高めているという。早速R1250RSに装着し、テストを行なった。
T32には重量車向けに設定されたGTスペックが存在し、先日テストをしたばかり。しかもマシンはR1250RSだ。
しかし、今回はSTDバージョンである。より剛性が高められているGTスペックに対し、こちらはしなやかさが高められており、クッション性が高い印象。
より高速域での走行、あるいはタンデムや積載時ではGTの安心感に軍配が上がるかもしれないが、一般的な走行ではこちらのほうが好印象である。
ハンドリングは適度な剛性の高さからくる柔軟性とともに、素直で軽快とスポーツ性もしっかり確保。
そして、自慢のウェット性能はまさに、安心感の塊で、ブレーキングからコーナーリング中のグリップ感まで、自信を持ってマシンに身体を委ねていける。
グルーブによる排水性の恩恵も大きいと思われるが、ゴム自体も程よく柔らかく、路面に接地している感覚を強く味わえた。BMWのオールラウンド性能をしっかりサポートしてくれるタイヤとなっている。
Daigoro Suzuki
鈴鹿8時間耐久ロードレースやJSB1000などに参加。2006年には8耐SPPクラスで優勝、2016年にはS1000RRでも参戦歴を持つ。
年々進化するマシンに対して欠かせないのが、タイヤのアップデート。特に近年はウェットグリップの高さを各メーカー注力している印象。T32はT31比でウェット時のフロントタイヤ制動距離を7%短縮したほか、リアの接地面積を13%向上させるなど、あらゆる状況で確実な性能アップを実現。
110/70ZR17 M/C(54W)TL
2万20円(税込)
120/60ZR17 M/C(55W)TL
1万8480円(税込)
120/70ZR17 M/C(58W)TL
2万2990円(税込)
110/80R18 M/C 58V TL
2万2770円(税込)
110/80ZR18 M/C(58W)TL
2万4640円(税込)
120/70ZR18 M/C(59W)TL
2万3870円(税込)
110/80R19 M/C 59V TL
2万4970円(税込)
120/70ZR19 M/C 60W TL
2万2770円(税込)
150/70ZR17 M/C(69W)TL
2万9810円(税込)
160/60ZR17 M/C(69W)TL
2万9700円(税込)
160/70ZR17 M/C(73W)TL
3万1570円(税込)
170/60ZR17 M/C(72W)TL
3万2560円(税込)
180/55ZR17 M/C(73W) TL
3万3880円(税込)
190/50ZR17 M/C(73W)TL
3万4540円(税込)
190/55ZR17 M/C(75W)TL
3万5310円(税込)
140/70R18 M/C 67V TL
2万6400円(税込)
160/60ZR18 M/C(70W)TL
3万4100円(税込)
120/70ZR17 M/C(58W)TL
2万3650円(税込)
120/70ZR18 M/C(59W)TL
2万4640円(税込)
170/60ZR17 M/C(72W)TL
3万3550円(税込)
180/55ZR17 M/C(73W)TL
3万4870円(税込)
190/55ZR17 M/C(75W)TL
3万5530円(税込)
※GTスペック。車両重量250kg前後を基準に
それを上回る重量の大型ツアラー用。
(R1200RT、R1250RT、K1600GT/GTL等)