BMWBIKES vol.92 掲載記事
Text / BMWBIKES編集部
Photo / BMW Motorrad
待ちに待ったRシリーズの40周年記念モデルがついに現地で発表。Fに続き往年のカラーを採用した「黒/黄」の渋いカラーリングだ。
BMWBIKES NEWMODEL
INFORMATION
今年、2020年は初期型「R80G/S」が生まれてから40周年という記念すべき年。8月には先にFシリーズが発表され、Rシリーズの登場を喉から手が出るほど待ち望んでいたユーザーも多いはず。そして10月初旬、ついにRシリーズのアニバーサリーモデルが発表された。
その姿は事前に発表されたFと同様、往年の「黒/黄」を基調としたカラーリングが特徴で、STD、アドベンチャー共に「1250」の文字が縦に入るあたりは、当時のモデルを知っているライダーはニヤリとするところ。またラリーシートにアドベンチャーのキャリアを合わせ、STDは黄色のショートスクリーンを採用したり、ヘッドカバーのガードも黄色のスペシャルパーツが装着されるなど、にくい演出が目立つ。
また白、赤、青のスポーツカラーをまとった「ラリースタイル」もSTD、アドベンチャーともにラインナップ。日本への導入時に、どこまでこれらの装備が実装されるかは未定だが、とにかく楽しみである。国内導入は年末から来年の年始あたりと予想する。
今回発表されたスタンダードモデルのR1250GSは3機種。伝統的な黒黄の「40thアニバーサリーモデル」、白、青、赤のスポーツカラーをまとった「ラリースタイル」、ノーマルのライトホワイトとなる。40thとラリーはラリーシートにアドベンチャー用のキャリアとショートスクリーンが装着され、よりスポーティな印象。また40thは金スポークホイール、ラリーは黒スポークホイールを採用。STDはキャストで、それ以外のパーツなどは従来と同様のようだ。
アドベンチャーは4機種が発表された。40thアニバーサリーモデルはSTDと同様に黒黄のグラフィックに金スポークホイール。同じくラリースタイルは、白、青、赤のスポーツカラーに黒スポークホイールを採用。アイスグレーは従来からの継続で、新しくトリプルブラックも追加される模様だ。このアドベンチャーにしろSTDにしろ今回の発表は欧州モデルとして、なので、日本に導入された場合は仕様の変更点なども出てくるだろう。