BMWBIKES vol.92 掲載記事
2020.10.4 sun
開催場所:長野県ビーナスライン霧の駅
Text & Photo:BMWBIKES編集部
BMW Motorradの中でもとくにカスタムするオーナーが多いR nineTシリーズ。今回そんなR nineTのカスタムマシンが集まると聞いて、ミーティングにお邪魔した。
実際に取材してみてわかったことは、皆さん本当にオリジナリティが高いということ。他人のスタイルに流されず、自分の好みをしっかりと把握した上で、その完成形に向けカスタムを進めているのが印象的だった。また既存のパーツをそのまま着けるだけでなく、他車のパーツを流用したり、汎用品をうまく着けたり、時に自作したりと、随所に工夫が見られるのも面白く、非常に勉強になるミーティングだった。
今回の会の発起人の一人であるあいやーさんは、なんと福岡から長野のビーナスラインまで自走! オールペンされたレーサーにはローランドサンズのヘッドカバーやリゾマのライセンスプレートサイドアームなどオリジナリティの高いパーツがぎっしり。
福井からご来場されたマッサン。BMWのチューニングメーカーであるアルピナの純正グリーンをレーサーで再現するという独自のこだわり。目立つのはワンダーリッヒのトランスルーセントクリアバルブヘッドカバー。オイルの流れがわかって驚き。
日本中を走破したというRACER。グレーベースのオールペン、キネロのホイール、オリジナル塗装のオーリンズ、ACシュニッツァーのアンダーカウル、アクラポビッチのフルエキゾースト、リゾマの各種カスタムパーツなど、ありとあらゆる場所に手が入っている。
東京でカフェ「UNITEDcafe」を営む松原さん。オールペンで深みあるブルーに、前後ホイールはACシュニッツァー。ACプロジェクトのサイレンサーに46ワークスのステップ。カウルはライドンファクトリー製で、ステーは自作。/5のシートとサイドカウルを流用するなどアイディア多数!
スタンダードのR nineTになんとS1000RRのノーマルハンドルを流用するというナイスアイディア。サイレンサーはツーブラザーズレーシング、ハイサイダーのバーエンドミラー、マジカルレーシングのフェンダーレス、エキパイのバンテージが渋い!
シンプルながらオプション719のピュアにカスタムを施すBクラスさん。K&Hのシート、アクラポビッチのサイレンサー、イソッタのスクリーンにベビーフェイスのステップ。そこに自作のエアインテークカバーやオリジナルペイントなど工夫カ所も多数。
男性だらけの会場で紅一点、上下レザーでハードに決めたえりんぎさん。カフェレーサーが大好きで、ボクサーツインに憧れてレーサーを購入。体格に合うように、ローダウンやハンドルを上げるなど自分に合わせたカスタムが施されている。
新潟から来場したまるにさんは、なんとRnineTに乗りたくて大型免許を取得。セパレートハンドル、K&Hシングルシート、燃料タンク、ヘッドカバー、ステップ、ピボットカバーなど多くのパーツをオプション719で武装。