OTHER CONTENTS

その他

BMW R18 BOBBER CUSTOM

Text / BMWBIKES
Photo / Takayuki Minami

BMWBIKES vol.100 掲載記事

カスタム進化が止まらない!!

純正カスタムでも雰囲気がガラリ

BMW R18 BOBBER CUSTOM 

海外であらゆるR18の
カスタム情報が飛び交う中で
日本では純正のボバーカスタムが作られた!

ディーラー純正カスタムで

ここまでスタイリッシュに

 

2019年にそのコンセプトモデルが発表され、その後、世界中のビルダーの手によってあらゆるカスタムが生み出されたR18。本誌でも1台預かり、比較的実施しやすいカスタムを進めてきたわけだが、ここにきて純正のボバースタイルのカスタムが発表された。

このカスタムで一番の注目ポイントはシートから後ろ。アールズフォーク時代のような幅広のサドルシートを備え、リアフェンダーは大幅にショート化。ナンバーステーを左側に移設し、さらにサイレンサーはやや短い漆黒のアクラポビッチに換装。それに合わせて前後のウインカーも小ぶりな砲弾型に変更されている。

そのルックスは2019年に発表された「R18コンセプト」に酷似したものとなり、かなりスタイリッシュだ。またR18がオマージュしたという「R5」(1936)のデザインにも近づいたように見える。

嬉しいのはこれが純正カスタムであること。2023年には日本のディーラーでこれと同じ仕様が入手可能になるのだ。このバイクが店頭に並ぶのが今から楽しみだ。

●カスタム内容
R18ボバーキット
AKRAPOVICスポーツマフラー
LEDコンビネーションウインカー
(ボバーキット用・車両1台につき2個必要)
カスタム総額予価◎約50万円〜
(各ディーラーによって
異なる場合があります)

リアフェンダーは鈍く光る鉄製。そのままでも違和感はないが、ベースモデルなので塗装することも考慮されている模様。
これだけでかなりクラシカルな雰囲気が増すサドルシート。硬めのしっかりした質感だが、実際に2時間ほど走ってみてお尻が痛くなるようなことはなかった。
サイレンサーはアクラポビッチのストレートタイプで、珍しい黒いショートモデル。排気音は純正に近く静かめ。

下の写真が、2019年に発表された
「R18コンセプト」。
低く長くナローな感じが
このキットにより、かなり再現できそうだ。

ノーマルのシャープなデザインのウインカーもいいが、この丸型砲弾タイプもしっくりくる。リアは尾灯、ストップランプ、ウインカーを兼ね、照度もしっかりある。

短くなったリアフェンダーの左側に頑丈な作りのナンバーステーを新設。日本の法規に合わせてナンバー灯も、もちろん装備している。

SNSでフォローする