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TRAVEL EVENT 2024ーツアラテックジャパン主催ー①

BMWのGSシリーズを始め、KTM、ホンダ、ヤマハなど世界中のバイクのガード類やアルミケース、またウエア、ヘルメットまでも手がけるツアラテック。過酷なフィールドをガチで旅するライダー御用達のメーカーだけに、信頼性は非常に高く日本でも愛用しているライダーは多いことだろう。そんなツアラテックが主催するのが、この「トラベルイベント」という名のイベントだ。

Text&Photo:BMWBIKES

BMWBIKES vol.108 掲載記事

初級から超上級まで楽しいコンテンツがてんこ盛り!

全員参加のゆるいゲーム
から過酷なガチゲームまで

一昨年までは富士山の麓にある富士ヶ嶺オフロードを使い、昨年は福島のオフロードコース・チーズナッツが会場だった。今年はまた場所を変えて、長野の爺ヶ岳スキー場が選ばれた。ここはかつてエンデューロレースも盛んに行なわれていた場所で、モトラッドデイズの白馬も近いだけにGSとも親和性が高い。

GSを中心にしたオフロードイベントと言えば、関東では「GSファンライド」や「G/Sデイズ」、関西では「GSーWELT」などが有名だ。そういったイベントではトレーニングやゲレンデ走行、コマ図林道ツーリング、サプライヤーのブース出展などが定番のコンテンツとなっているが、このトラベルイベントが、そういったオフイベントと大きく違うのは、多彩なゲーム性とホスピタリティの高さだ。

例えば参加者は「スキルチャレンジ」という競技に全員参加することになる。これは「遅乗り競争」や「斧投げ」、「玉ころがし」といった、誰もが安全に楽しめるゲームをやり、それで得点を得るというものだ。

アイディア溢れる多彩な
バイクゲームに参加者は皆夢中!

ライディングレッスンは初級、中級、上級に分けられて行なわれた。インストラクターはインターナショナルGSトロフィーの日本代表達だ。
初級向けのレッスンはフラットな駐車場を使ってスラロームや加速、停止など基本的なことを反復する。
参加者全員が挑戦する一本橋の遅乗りゲーム。欲張るとバランスを崩し橋から落ち、早すぎると得点にならない。そのさじ加減が難しい。
ツアラテックジャパン代表の水谷太郎氏。温厚ながら一流のライディングテクニックを持ち、その人柄に協力者と参加者が集まる。
宿泊は基本的にキャンプ。しかしこの日は雨も降ったので、スキー場の集会場が開放された。そんな臨機応変さもホスピタリティの高さにつながっている。
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