テスター:BMWBIKES編集部 テスト内容:街中、高速道路を約100km走行
問い合わせ:アクティブ www.acv.co.jp/active/
●簡単に装着できるが効果は大。
●メカニカルなデザインでルックス向上。
●連続走行で手のしびれが大幅軽減。
●ギャップを越えた際の衝撃が優しくなる。
●最後の締め付けに最大で75Nm必要なので、
そこそこ大きなトルクレンチが必要な点。
パフォーマンスダンパーというチューニングパーツをご存知だろうか。フレームの一部に装着することで、ダンパー内部のスプリングとオイルとガス圧力によって、路面の衝撃やエンジンの振動を減らし、快適な乗り心地を実現するというものだ。
大手カスタムパーツメーカーでおなじみのアクティブから、R1250GS用のパフォーマンスダンパーがリリースされたというので、さっそくテストしてみた。
まず装着だが、工具さえあれば個人でも充分に可能なもの。フレームのエンジン懸架ボルトを2本抜いて付属のボルトに差し替え、ダンパー本体を取り付けるだけ。懸架ボルトはかなりのトルクで締められているので、締め付けにトルクレンチ必須なのが、やや難点か。しかし装着した後に試乗してみると、その滑らかさは歴然だった。設定を変えていないのにサスペンションが絶妙に柔らかくなり、ブロックタイヤのゴツゴツ感が減ったのを実感。高速道路では約2時間の連続走行において、手のしびれがかなり軽減されたのも驚きだった。