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BMW Concept F450GS.

毎年イタリアのミラノで行なわれる世界最大のモーターサイクルショーEICMAにおいて、今年BMWは衝撃的なコンセプトモデルを発表した。それはいかにも軽量で、オフロードでの戦闘力が高そうな、次世代のGSとも言えるモデルだった。

Text:BMWBIKES | Photo:BMW Motorrad

BMWBIKES vol.108 掲載記事

すべてが未知数の次世代ガチオフ刺客!?

エンジン、フレーム、外装
全てが新設計という斬新さ

BMWがEICMAで発表したのは、R1300GSのデザインを踏襲しつつも全体的にコンパクトでスリムなオフローダーだ。ゴールドに輝く倒立フォークに、しなやかに動きそうなスイングアーム。フロント周りからタンク、シート、リアへと一体的にデザインされたその姿は、まるで刃物のようなシャープなデザイン。見るからにオフロードを強く意識したモデルで、名称に「F」が付くことからエンジンは水冷の並列2気筒だ。発表された資料によると、排気量は450cc、車重は175kg。エンジンもフレームもまったくの新設計で、足回りもフルアジャスタブルサスペンションを装備。ブレーキはフロントがブレンボ製、リアはバイブレ製を採用。タイヤサイズは前19、後17インチ。もちろん電子制御アシストや、最新の6・5インチ大型TFT液晶も採用されるなど、BMWらしい充実した装備を誇る。BMWによると、「市販モデルはなるべくコンセプトに近い状態で販売する」とコメントしている。しかも市販は2025年を予定しているというから、青天の霹靂とはまさにこのことだ。

本国で発表されたティーザー映像には、すでに走行シーンも披露。女性ライダーが乗ってもあまり大きさを感じさせないサイズ感と、オフロードでの高い走破性を確認できる。

新開発の並列2気筒は出力48馬力で重量約175kgという軽量な車体。
目標は、優れたオフロード性能!発売予定はなんと2025年とすぐ!?

発表された資料にはコンセプトの元になったスケッチも。直線的でシャープなデザインは戦闘的でかっこいい。現物はかなりこのスケッチに近い仕上がりであることがわかる。

BMW Concept F450GS.
ー完ー

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