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BMWBIKES NEW MODEL INFORMATION – M1000RR②

今やBMWモトラッドのラインナップにおけるスポーツモデルとして不動の地位を築いた「M」と「S」。そのうちのRRとRの4機種がマイナーチェンジを受けて2025年モデルとして投入されるようだ。これまでとどこが変わったのか紹介していこう。

Text:BMWBIKES | Photo:BMW Motorrad

BMWBIKES vol.108 掲載記事

新デザインによる装備追加が多数!
4気筒M&Sシリーズの進化が止まらない

M1000R

他の変更点はウイングレットがブラックテクスチャーペイントされ、クラッチとジェネレーターカバーもブラックに変更。
さらにブラックだったスイングアームとリヤフレームはプラチナムグレーとなった。

2眼のデュアルフローヘッドライトを装備し
Mショートストロークスロットルも採用!

2眼のデュアルフロー
LEDヘッドライトに刷新

BMWモトラッドのラインナップ中で豪華なカーボンパーツを装備しつつも
過激なストリートファイターとして人気のM1000R。

装いを新たにヘッドライトがLEDの2眼タイプになり、より個性が強調された。
エンジンの出力とトルクに変更はないがユーロ5+の排ガス規制に対応。
ハイスロであるMショートストロークスロットルを採用し、DTCのパフォーマンスアップも最適化された。

ブラックストームメタリック
×Mモータースポーツ
ライトホワイトユニ
×Mモータースポーツ
ホワイトアルミニウム
メタリックマット

◆最適化された装備◆

・排ガス基準をユーロ5+に対応。・ウイングレットの色変更。
・Mショートストロークスロットル採用。・クラッチ/ジェネレーターカバーの色変更。
・ヘッドライトの改良。・リヤフレームとスイングアームの色変更。

◆スペック表◆

全長/全幅2085×996mm
軸距1455mm
シート高830mm
車両重量199kg
エンジン水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量 (cc)999cc
最大出力209.4ps/13750rpm
最大トルク11.5kg-m/11000rpm
変速機形式変速機6段
燃料タンク容量16.5L
タイヤサイズF=120/70ZR17 R=200/55ZR17
黒、銀、白
価格/国内発売日未定 
※主要諸元は欧州仕様

 S1000RR

ウイングレット以外の大きな変更点はM1000RR同様のMショートストロークスロットルの採用だ。
スロットルの全閉から全開までの角度が従来の72度から58度へ変更。加速時の手首の動きを最小限に抑えるハイスロ仕様だ。
これにより、手首を大きくひねることなく、全開にできる。

ウイングレットやサイドフェアリングを最適化!
プロライディングモードも標準装備

またフロントフェンダーも大型化され、ブレーキキャリパー冷却ダクトを備えた。
これによって高速域からの制動で発生するブレーキの熱を効率的に冷やせ、
安定した制動性とコントロール性をもたらす。

大型ウイングとシャーク
フェアリングの組み合わせ

初代モデルが2010年に市販されたS1000RRは、2019年にフルモデルチェンジし、
今回はそれをベースとしたマイナーチェンジ。大きな変更点はこれまでM1000RRに装備されていたような
大型のウイングレットと、初期型のサメのエラをモチーフにしたシャークフェアリングをリデザインしたこと。
これにより300km/hでのダウンフォースは従来の17・1kgから23・1kgへ増加した。

ブラックストームメタリック
Mパッケージ・ライトホワイトユニ
×Mモータースポーツ
ブルーストーンメタリック

◆最適化された装備◆

・排ガス基準をユーロ5+に対応。・ウイングレット改良。
・プロライディングモードを標準装備。・サイドフェアリング改良。
・Mショートストロークスロットル採用。・フロントフェンダー改良。

◆スペック表◆

全長/全幅2073×848mm
軸距1456mm
シート高832mm
車両重量198kg
エンジン水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量 (cc)999cc
最大出力210ps/13750rpm
最大トルク11.5kg-m/11000rpm
変速機形式変速機6段
燃料タンク容量16.5L
タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 
黒、銀、白
価格/国内発売日未定 
※主要諸元は欧州仕様
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