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インプレッション

SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1

テスター:BMWBIKES編集部 テスト内容:R1250GSを実際に洗車

問い合わせ:サイン・ハウス   TEL044-400-1979

sygnhouse.jp/products/spicerr/swu-1/

BMWBIKES vol.107掲載記事

気軽に持ち運べ、あらゆるシーンで活躍する高圧洗浄機が登場!!

◎本体重量:800g/サイズ:約W176×H104×D68mm(収納時)約W176×H181×D68mm(使用時)
バッテリー:3000mAh (リチウムイオン電池)/充電時間:約4時間
モーター出力:100W/定格電圧:7.2V/本体防水性能:IPX5/価格:1万2980円(税込)
付属品は5in1ジェットノズル、吸水ホース、洗剤を入れる洗浄タンクキット、ホースクリップ、充電用USB Type-Cケーブル、ペットボトルコネクターと充実した内容だ。

ノズルは直線噴射、20°、20°傾斜、40°シャワーの5パターンで噴射が可能。バイクの洗車に便利なのは20°と40°だった。
20ℓほどのバケツやポリタンクから吸水するとバイクを洗うにはちょうどいい。ホースは5mほどもあるので、バイクの周囲をぐるっと周ることもできる。
コネクターでペットボトルを装着し、洗浄タンクに洗剤を入れた状態。1ℓのペットボトルだと「強」で3分ほどで水がなくなる。
洗浄タンクに食器洗剤を薄めたものを入れ、噴射すると面白いように細かい泡ができバイクの隙間まで入っていく。
まずは全体に水をかけ、洗浄タンクを装着して泡を噴射。最後にバケツ吸水で洗車。これが一番使いやすい仕様だった。
角度0°の直線噴射で強にするとかなりの水圧を発揮。レンガの汚れや風呂場のカビ除去、ホイールの油汚れなどにも効果的だ。

バイクだけでなく、自転車や車、タイル、外壁、網戸などの洗浄にも便利。かなり汚れがついたレンガもみるみるキレイになっていく。

噴射圧力は弱、中、強の3段階。ボタンを押すごとに切り変わる。下のゲージがバッテリーの残量で、トリガーを引くと点灯する。

ココがスゴイ

●水栓もコンセントも不要。

●とにかく軽量でコンパクト。

●圧力「強」だとがんこな汚れもすっきり。

●二つの給水方法と5つのノズルパターン。

ココがイマイチ

●満充電まで約4時間で強だと14分なので、

もう少し使用時間が欲しかった。

小型なのにパワフル一家に 一台欲しい便利さ

 自宅でバイクを洗車するライダーは多く、戸建ての駐車場で洗車するのが理想的だが、マンションなどの共同住宅の場合、それはなかなか難しい。そんなライダーにとってありがたいギアがこの充電式の高圧洗浄機だ。

 メーカーはB+COMでお馴染みサイン・ハウス。まず最初に驚くのがそのコンパクトさ。ハンドルが折りたためるので、感覚としてはヘアドライヤーほどで、重さも約800gしかない。

 さっそく先端にノズルをセットし噴射してみると、ここでまた驚く。噴射圧力は強、中、弱と3段階なのだが、強にするとGSでオフロードを走ったあとの汚れ(酷い泥は無理)もしっかり落ちるほどの圧力だ。給水方法はバケツからホースで吸い上げる方法と、直接ペットボトルから給水する方式の2通り。充電式でコードがないため場所を選ばず、バイクの細部まで汚れを落とすことができる。また付属の洗剤ボトルを装着すれば泡をスプレーすることも可能だ。バイクだけでなく、車、自転車、網戸、外壁などあらゆる場所で使えるのも大きな魅力だ。

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