Text:Nobuki Sakurai Photo:Satoshi Mayumi
BMWBIKES vol.106 掲載記事
真田さん R100RS+太陸モータース GT-2
船は東京の三田にあった太陸モータースのGT-2。1982年に製作された17番目の作品。船側は奥が深く屋根もあるので、雨でも濡れない。車体にはかなりの補強が入っている。フロントの16インチホイールには貴重なダンロップレーシングを装着。
杉浦さん R1250GSADVENTURE+ABEZ AD
普段はR1250GSで走る杉浦さん。アドベンチャーは愛媛松山のバイクハウス阿部のオリジナル。面白いのはテレレバーのユニットをアールズタイプに換装すると、車体センサーに異常が出るので、船の外側にサスペンションとして付けている点。ツーリングが主だというが、オフロードも快適そうな1台。
中村さん R100RS+オクトラン ドルフィン
RSは1987年式。車両としては3代目のオーナー。船は千葉県柏市にあるオクトラン製ドルフィンで、数台しか作られていないうちの1台。普段のメンテナンスは御殿場のモーターラッドに依頼。
太田さん R1200RT+ABEZ X
RTは2012年式。船は愛媛松山のディーラーバイクハウス阿部のクロス。2代目のオーナー。この前はGSのサイドカーに乗っていた。アールズフォークではないが、よく走る。メンテナンスはほぼ自分で行なっている。サイドカーのおかげでいろいろなつながりができた。
前田さん R100RT+ワトソニアン GPスポーツ
以前はヤマハのサイドカーに乗っていたが、昨年中古で東京のブリストルドックスで購入。船は世界でも有名で歴史あるサイドカーブランド・ワトソニアンのGPスポーツ。ループ型フレームに囲まれた、気品と風格を持つボディだ。ヤマハよりも動きがキビキビしている。
西尾さん R69
バイクは1960年式。ずっとBMWに乗り続け、サイドカーに乗りたいと思っていた矢先に愛知のボクサーショップに入ったのを購入。メンテナンスは比較的に自分で行ない、パーツを個人輸入することも。イベントで九州までツーリングすることもある。
中西さん R100RS+オクトラン ランディ
地元の伊勢市から来場。RSは1881年式。船は千葉県柏市のオクトラン製。3代目のオーナーで10年ほど所有。以前は1年で1万kmほど走っていたが、最近はイベントを中心に走りを楽しんでいる。
バイクハウス阿部 R18Transcontinental+ABEZ X
なんと最新モデルであるR18トランスコンチネンタルに自社オリジナルのABEZクロスを装着。これまでR18にサイドカーを装着した例はまだなく、おそらく国内初とのこと。その堂々とした風貌は迫力満点で、圧倒的な存在感を放つ。まだ試作段階だが、今後認証を進め販売される予定だ。