BMWBIKES vol.105 掲載記事
高いドライ&ウェット性能を持っていて好評だったスポーツタイヤ・パワー5の後継モデル、パワー6が登場した。パターンデザインを見直し最適化すると同時に、トレッドのセンター部に配置されたハードラバー・コンパウンドをショルダー部のソフトラバー・コンパウンドの下まで伸ばしてベースにする技術(2CT+)によりショルダー部の剛性を確保。ストリート走行に必要なさまざまなパフォーマンスを向上させている。
乗り味はパワー5より少し安定志向。車体が振られにくく長距離走行でも疲れにくそうだ。キッカケを与えるとスムーズにバンクしていきスポーツライディングも楽しめる。スポーツツーリングに最適なタイヤだと言えるだろう。
先代のパワー5と比較すると、耐久性以外の項目はすべて進化した。季節を問わず走るライダーにとって嬉しいのは、ウォームアップ性能が高まっていること。走り出してすぐに安定したグリップ感が得られることは安全にもつながるからだ。またトレッドショルダー部のスリックゾーンが先代よりも増えているので、フルバンク時のパフォーマンスも向上している。
フロント
110/70 ZR 17 M/C(54W)
120/70 ZR 17 M/C(58W)
リア
140/70 ZR 17 M/C(66W)
150/60 ZR 17 M/C(66W)
160/60 ZR 17 M/C(69W)
180/55 ZR 17 M/C(73W)
190/50 ZR 17 M/C(73W)
190/55 ZR 17 M/C(75W)
200/55 ZR 17 M/C(78W)
240/45 ZR 17 M/C(82W)