Photo：BMW Motorrad　Text：BMWBIKES

BMWBIKES vol.105 掲載記事

世界へと拡充していく R18のカスタムシーン

　昨年のロクテインで5機種となりますます勢いを増しているR18シリーズ。そんな中で、また一つとんでもないカスタムが誕生、それがこのR18 One Eight “C”だ。　カスタムしたのは業界で著名なポール・ヤッフェ氏。デザイン能力の高さで知られるヤッフェ氏は、1991年から著名なクリエイターとして活躍し、数々の賞を受賞、スタージスの殿堂入りを果たしている。26×5 5インチという見たこともないような巨大なフロントホイールは無垢のアルミブロックから削りだし、フレームはそのホイールに対応するようストレッチとレーキ加工が施され、最適なハンドリングのために特別なトリプルツリーも設計、装着されている。低く寝たフォークから続く流れるようなカウル。鮮烈な赤いシート、そこから続くサイドカバーと後ろに飛び出した流線形のサイドケース。そしてそれに合わせたフェンダーなど、まさに地を這うスタイリング。クラシックなホットロッドの美学と、最新のBMWのエッセンスを見事に融合させたポール・ヤッフェ氏ならではのカスタムバガーといえる。

クラシックなホットロッドの美学とBMWの象徴的なエッセンスを融合！