BMWのオートバイとしては機種名に初の「M」を冠したM1000RR。究極のパフォーマンスマシンと呼ばれる、そのM1000RRが早くもモデルチェンジした!!
BMWとしては機種名に初の「M」を冠し、大型ウイングレットやカーボンホイールを標準で装備するなど、話題に事欠かなかったM1000RRが早くもモデルチェンジ。一番目を引くのは新たにデザインされた、湾曲状の巨大なウイングレットだろう。
タイプはスタンダードと上級モデルのMコンペティションパッケージの2種類で、このコンペティション仕様にはMエアロホイールカバーを装備。フロントフェンダーから一体化したようなホイールカバーはウイングレットの存在感を強調し、もはや市販車とは思えないほどレーシングライクなルックスだ。もちろん見た目だけでなく、旋回中のダウンフォース量を増やしながらも、抵抗の軽減に成功した結果、最高速が306㎞/hから314㎞/hにまで向上したというから驚きだ。
他にも新しいMエンデュランスシートやリアセクション、ショートナンバープレートホルダー、ワイヤーハーネス類の改良など、外装を中心にあらゆる所が改良されている。エンジンは基本的に現行を引き継いでいる模様だ。
エンジン | 水冷4ストDOHC並列4気筒、4バルブ |
内径×行程 | 80×49.7mm |
排気量 | 999cc |
圧縮比 | ー |
最高出力 | 156kw(212PS)/14500rpm |
最大トルク | 113Nm/11000rpm |
ミッション | 6速リターン |
サスペンションストローク | F120mm/R117mm |
全長×全幅×全高 | 2073×848×NAmm |
軸間 | 1457mm |
シート高 | 832mm |
タイヤ | F:120/70 ZR17 R:200/55 ZR17 |
タンク容量 | 16.5ℓ |
車両重量 | 192kg |
ブレーキ形式 | F:φ320mmダブルディスク R:φ220mmディスク |
価格 | 未定 |
なんと、M1000RRのモデルチェンジに続き、ニューモデルとしてM1000Rも登場!S1000RRをも凌駕する最強のネイキッドなのか!?
究極のハイパフォーマンスマシンであるM1000RRのネイキッド仕様がこのM1000Rである。昨年、S1000RRのネイキッド仕様であるS1000Rが登場し、このモデルはそのデザインに酷似しているが、なんせベースが違う。S1000Rは最高出力が165psだったのに対し、このM1000Rはなんと210psというハイパワーを発揮。そしてなんと言ってもネイキッドモデルではなかなか見ないウイングレットを新たに装備したことで、よりアグレッシブでスパルタンなイメージが増加。
前後サスペンションは、マルゾッキ製の電子制御タイプを標準装備し、ダイナミックダンピングコントロール・DDCによって制御される。ブレーキはM1000RRに準じたハイスペックなMブレーキが与えられ、ホイールも軽量な鍛造アルミをチョイス。上級モデルのMコンペティションパッケージでは、さらに高強度で軽量なカーボン製ホイールを装備。あらゆる外装パーツにカーボンが使われ、ベース色を黒に変えて精悍なイメージを加速させている。
最大の注目点はシュラウドに堂々と着けれらたウイングレットとバーエンドミラー。この存在によりS1000Rとはまったく違う、特別でよりアグレッシブな雰囲気になった。ボディカラーは、スタンダードがライトホワイト/Mモータースポーツ。上級版であるMコンペティションパッケージは、ブラックストームメタリック/Mモータースポーツ。
エンジン | 水冷4ストDOHC並列4気筒、4バルブ |
内径×行程 | 80×49.7mm |
排気量 | 999cc |
圧縮比 | ー |
最高出力 | 154kw(210PS)/13750rpm |
最大トルク | 113Nm/11000rpm |
ミッション | 6速リターン |
サスペンションストローク | F120mm/R117mm |
全長×全幅×全高 | 2090×812×NAmm |
軸間 | 1457mm |
シート高 | 840mm |
タイヤ | F:120/70 ZR17 R:200/55 ZR17 |
タンク容量 | 16.5ℓ |
車両重量 | 199kg |
ブレーキ形式 | F:φ320mmダブルディスク R:φ220mmディスク |
価格 | 未定 |